月桂樹の葉を乾燥させたものが「ローリエ」「ローレル」「ベイリーフ」などと呼ばれて、古くから香辛料として使用されています。ヨーロッパでは、スパイスとしても使用され、明瞭な芳香があるので香り付けとして使用されています。また肉などの臭みを消す働きがあり、カレーなど煮込み料理によく使用されます。
米国では、GRAS(FDAが定めた一般的に安全とみなされた物質)として認定されており、日本では「食品添加物‐天然香辛基原物質」として厚生労働省に認可されています。常磐植物化学研究所では、月桂樹葉エキス「ローレッシュ」を開発し、歯周病予防効果、虫歯予防と口臭抑制効果かあることを見出しました。歯周病の悪化は歯の損失のみならず、菌を飲み込むことによる誤嚥性肺炎や非アルコール性脂肪肝炎、その他メタボリックシンドロームなどとの関連が報告されています。オーラルケアから全身健康という概念はメディアでも注目されていることもあり、ローレッシュによる歯周病予防で健康増進を提案します。
◎ 月桂樹
学名:Laurus nobilis
科名:クスノキ科
属名:ゲッケイジュ属
使用部位:葉
◎ 成分
Deacetyl laurenobiolide
◎ 用途
口臭が気になる方に
歯の健康食品のために
◎ ローレッシュの利用
オーラルケアを目的とした食品
チュアブルやタブレット、飴、お菓子などの食品
◎ 月桂樹の有効性について
歯周病予防、口臭抑制、アルコール吸収抑制作用、鎮痛、抗炎症作用、食欲増進や消化を助ける