情報提供 :株式会社ロベルテ
アメリカで15tを超える大ヒットになっている
理由が実証された。
セラミド+DGDGがもたらす効果を紹介する。
中東最大規模の国際総合食品・飲料品見本市、Gulfood Manufacturingが2025年11月にドバイで開催され、Lipowheat®が、最も権威ある年間最優秀機能性成分賞”Functional Ingredient of the Year”を受賞している。

今回の受賞は、同社のヘルス&ビューティーチーム、およびフレーバー部門の長年にわたる共同研究と、科学的エビデンスに基づいた製品開発が世界的に高く評価された結果。
科学が証明する「内側から育む美」Lipowheat®は、単なる美容原料ではない。15年以上の歳月をかけた緻密な研究と、10件近い臨床試験に裏付けされた、確かな実力を持つ成分として評価された。最大の特徴である目に見えるしわの深さを軽減し、肌の保湿度を上げる訴求に加えて、新たに、「敏感肌」への効果を実証した臨床試験が加わったことも、最優秀成分賞の受賞に繋がっている。

試験デザインは、ランダム化二重盲検プラセボ対照、平均年齢50歳の敏感肌症状の女性60名を対象に、すべてのスキンタイプで試験を行った。(正常肌、混合肌、脂性肌、乾燥肌)
0日目と90日目に、
- 2D写真と3D写真 を撮影(3Dviewerで撮影)
- 皮膚科医による紅斑度のスコアリング
- 経表皮水分蒸散量(TEWL)の測定 (vapometerで測定)
リポウィート群で観察された紅斑の減少は統計的に有意であり、90日後の肌の状態の顕著な臨床的改善を反映した。

プラセボ群で紅斑スコアが増加しているのに対し、リポウィート群では有意に減少している。 リポウィートは被験者の半数に紅斑スコアの減少を誘導している。

下の図では、3Dviewerで撮影した被験者の頬の写真を、紅斑の範囲を分かりやすいように赤色で染色している。症状が強いほど赤く染色している。プラセボ群では紅斑が進行しているのに対し、リポウィート群では紅斑スコアの全体的な減少を実証している。

これまでの臨床試験はいずれも保湿やアンチエイジングですぐれた機能性を示す結果となっている。ここでは2017年に行われた最新の研究をピックアップする。
試験は64人の女性(平均年齢55.8歳)を被験者に二重盲検プラセボ対照試験として実施。摂取期間は12週間とした。摂取停止後、8週間にわたる追跡調査も行った。 プラセボ群32人、リポウィート群32人。一日の摂取量は、350㎎のリポウィート・オイル(ソフトカプセル)。
シワを目視で評価するために皮膚科医が用いるランペール・シワ尺度(右カラム参照)で評価した結果、8週目から統計的に有意にシワが減少し、12週目では更に減少が顕著になっている。

*** p < 0.001 - プラセボ並びに0日目(W0)に比較した、リポウィートのシワの減少に対する効果


* p < 0.05 ; ** p < 0.01 ; *** p < 0.001
(a) プラセボ並びに0週目(W0)に比較したリポウィートのシワの減少効果
(b) プラセボ並びに12週目(W12)に比較したリポウィートのシワの減少効果

コルネオメーターで評価した肌の保湿については、4週目より75%の女性被験者の保湿度がアップ。12週目には9割の被験者の保湿度がアップした。乾燥度スコア、自己評価などでもプラセボ群に比べ、統計的に有意な結果が得られた。
* p < 0.05 - プラセボに対するリポウィートの保湿効果、W0(0週目)と比較して

スコア0(非常にきめが細かい)からスコア3(非常にきめが粗い)で皮膚科学的に評価した肌のきめにおいて、プラセボ群に比べ、有意にスコアの減少がみられた。
** p < 0.01 - 0週目(WO)と比較した、プラセボに対するリポウィートの肌のきめの粗さに関する効果
*** p < 0.001 - 0週目(WO)プラセボに対するリポウィートの肌のきめの粗さに関する効果

肌のラジアンス(輝度)でも、リポウィートはプラセボ群に比べはるかに効果が高いと評価された。12週後には72%の被験者で肌のくすみが減少している。
** p < 0.01 ; *** p < 0.001 - 0週目(W0)と比較した、プラセボに対するリポウィートの肌のくすみに関する効果


着眼したのは、他のセラミド製品とは大きく異なるリポウィートの成分構成である。この成分構成は小麦脂質独自のものである。

肌の保湿はセラミドの代表的な機能として知られ、数々の実験でも実証されているが、アンチエイジングにまでその機能が及ぶリポウィートでそれをどう説明するのか。 同社が着目したのは、リポウィートに豊富に含まれる糖脂質のDGDGだ。 DGDGは日本では注目されることの少ない成分だが、美容王国フランスでは化粧品大手のクリスチャン・ディオールやピエール・ファーブルがアンチエイジング成分としていち早く注目し、 DGDGを局所塗布することで得られた肌の老化の予防効果を特許申請している。
そして同じような美容効果が同社の2017年のリポウィートの臨床試験でも確認されている。 「この美容効果は、セラミドだけの効果というより、DGDGの効果に負うところが大きいのではないだろうか」、 そう考えた同社はリポウィートに含有されているDGDGを単離し、肌の若さを担う線維芽細胞にDGDGが与える影響を in vitro 試験で検証することにした。
DGDGの単離は容易な作業ではなかったが、約1年をかけてDGDG濃度を75%まで高めた試験製品を作り上げることができた。
試験製品 :
クロマトフラッシュにより、リポウィートから得られたDGDG分画
- 75%以上のDGDGを含有

この試験製品から3つの濃度のDGDG分画を準備し(50μg/ml、100μg/ml、150μg/ml)正常なヒト皮膚線維芽細胞と培養することで、以下を検証した。
・線維芽細胞内のコラーゲンの新合成の変化
・コラーゲンと結合して肌の引き締めをサポートしているフィブロネクチンの細胞内と細胞外の含量の変化

DGDG分画は濃度依存的にコラーゲンの新合成を有意に高めた。
またこの試験法が適正なものであることを確認するため、コラーゲンの新合成を高めることが知られているビタミンCとも培養を行った。
この場合もコラーゲン新合成の顕著な増加を観察され、試験法が適正であることが証明された。

Control+は、フィブロネクチンの合成を高めることが知られているTGF-β1と培養したものだが、DGDG分画においてはフィブロネクチン合成が更に有意に増加している。

TGF-β1と培養したControl+ではフィブロネクチン放出の顕著な増加が観察された。
一定濃度のDGDG分画もフィブロネクチンの放出を高めている。
このin vitro 試験により、リポウィートに含有されているDGDG分画は
2. フィブロネクチンの合成を増加させ、
3. 更にフィブロネクチンの細胞外への放出を増加させる
ことが明らかになった。
この効果はディオールの特許に記載している効果とも一致しており、同社は2017年の臨床試験で得られたシワの軽減等の美容効果は、主としてDGDGの効果によるものと考えている。

中東最大級の食品製造・加工に特化した展示会で、毎年11月に開催され、2025年度は11月4日から6日までドバイで開催された。 このイベントでは、食品業界の最新技術や製品を展示。参加国は過去最大の79か国、出展社数は2,500社以上で、昨年度の来場者数はのべ36,000人以上。展示は21ホールにわたり、原材料、加工、包装、物流、オートメーションなど食品生産バリューチェーン全体を網羅。世界的ブランド約90%が参加するほか、新興企業による革新的ソリューションの紹介も予定され、ドバイが食品産業の革新と投資のハブとして存在感を高めている。

小麦由来脂質の抽出物、というと懸念されるのがアレルギーだ。
小麦はアレルギー原因物質のグルテンを含有しているため、日本を含む殆ど全ての先進国で表示義務があり、リポウィートもその例外ではない。しかし欧米でリポウィートは「グルテン・フリー」で販売されている。なぜか?
それは残留グルテンが20ppm以下の場合、小麦由来製品もグルテン・フリーで販売することを欧米の薬事法が許可しているためだ。
リポウィートは残留グルテン20ppm以下であることを保証しているため(実測値は検出限界の10ppm以下)、欧米ではグルテン・フリーで20年来販売されており、一度もアレルギーの発症事例がない。
小麦アレルギーでパンを口にできない人の中にもリポウィートの愛用者は沢山いる。これをどう捉えるか、そこが採用を判断する上で、一つのポイントになるかもしれない。
このシワ尺度は、2001年11月のPlastic and Reconstructive Surgery誌で公開されたカリフォルニア大学のDr. Gottfried LEMPERLEの論文に基づいた顔のシワをスコア化するための尺度(スケール)で、 欧米の皮膚科医を中心に顔のシワをスコア化するために世界的に用いられている尺度である。
この尺度の優位点は、皮膚科医が目視で患者のシワの状態を評価できることにある。 画像解析などの技法では、皮膚の状態のわずかな変化も観察することが可能だが、顔のシワで重要な点は「目で確認できる変化」であることから、このシワ尺度が皮膚科医にとって便利で貴重な評価手段になっている。
ランペール尺度では顔を10以上の部位に分け、それぞれの部位におけるシワの基準尺度を規定している。 シワはその深さと長さに基づいて0~5の六段階の基準尺度に振り分けられ、そのスコアが大きくなるほどシワが深く長くなる。
皮膚科医はその基準尺度に基づいて患者のシワを小数点単位でスコア化することができる。

ジガラクトシル・ジグリセリド(Digalactosyl-diglycerides)を略してDGDGと呼ぶ。
DGDGはガラクト脂質の一つであるが、同じ糖脂質の仲間でも、スター的存在のセラミドとは異なり、その陰に隠れるように研究対象となることは殆どなく、論文も極めて少ない。
しかし近年になり、フランスの大手化粧品メーカー2社がDGDGの美容作用に注目し、その効果を検証している。
クリスチャン・ディオールはフィブロネクチンの合成と線維芽細胞の接着を高めるDGDGの効果に注目し、フランスの基礎化粧品分野ではトップのピエール・ファーブルはDGDGの創傷治癒作用と肌の老化予防効果に注目し、それぞれが特許を取得している。
他にもコラーゲンの前駆体であるプロコラーゲンの合成を高めるDGDGの作用も観察されている。
今まで解明されることがなかったDGDGの美容効果が、ようやく今、徐々にではあるが熱い注目を集め始めている。
リポウィートはこのDGDGを20%含有している。


株式会社ロベルテ
≪事業内容≫
フランス本社からの香料、及び原料の輸入販売
≪所在地≫
〒103-0002
東京都中央区日本橋馬喰町2-7-13
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https://www.robertet.com/


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