便通改善 素材 「沈香葉エキス末」

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情報提供 : アピ株式会社

便通改善素材 沈香葉(じんこうよう)エキス末

天然種はワシントン条約による輸出禁止の非常に希少な沈香木。現地でもあまり知られていないこの沈香木の葉を使用した素材が、日本の開発力によって、その潜在力が証明され、機能性素材として日の目をみることになった。産官学の共同プロジェクトに参画したアピ(株)が、独自原料「沈香葉(ジンコウヨウ)エキス末」として取り扱う。緩下剤としての特許も取得するユニークな

便通改善素材

として、市場に切り込む注目素材のパフォーマンスに迫る――。

 
未知なる植物沈香木(じんこうぼく)の葉にいち早く着目
沈香木(じんこうぼく)は、香木の王様で「神の木」などと呼ばれている

沈香木は、香木の王様で「神の木」などと呼ばれ、タイやベトナム、カンボジアなど東南アジアから中東にかけ植生するジンチョウゲ科ジンコウ属の植物。常温では発しない香りが、150度以上に加熱すると樹脂の成分が蒸発。非常に上品でいい香りがする。アロマポットで焚いたり、線香に使われるなど、特長である香りを活かした末端製品もある。もともとの栽培目的は、樹脂の採取で、品種の管理や長期の栽培などで、より高価な樹脂が採れる木に成長する。

沈香木は、フィトンチッド成分を含み、フィトンチッド成分には精神安定、抗ストレスなど幅広い効能が示され、漢方薬にも使用されている。東南アジアでは、その葉に便通改善作用があるという伝承があり、健康茶として食されているものの、あくまで樹脂を採取する木としてその存在は知られている。まさに知る人ぞ知る未知なる植物といえるだけに日本ではほとんど知られていない。そんな沈香木の葉の便通改善作用にいち早く着目し、アクションを起こしたのが岐阜薬科大学だ。

沈香木の葉の便通改善作用の産官学連携プロジェクトがスタート
便通改善素材 沈香葉(じんこうよう)エキス末の開発に成功

2007年、同素材での事業化に動き、JSTの独創的シーズ展開事業委託開発に採択され、産(アピ)官(国立研究開発法人科学技術振興機構)学(岐阜薬科大学)連携プロジェクトがスタート。トクホの取得も視野に入れるほど、高い潜在力が見込まれた同素材の研究は4年におよび、2011年、ついに「沈香葉エキス末」として、実を結ぶことになる。

切り込んだフィールドは、便通改善。群雄割拠の厳しい市場だが、同素材には、競合に負けないユニークなメカニズムがある。その辺りも含め、同素材が誇る潜在力を豊富なエビデンスとともにじっくりみていこう。

穏やかに便秘を改善(便通改善)するメカニズム
沈香葉(じんこうよう)エキス末の有効性について

薬物誘発便秘モデルマウスに沈香葉エキスを投与した結果、便通改善効果を示した(薬理試験[1] )。同素材に含まれる各種成分を投与した試験では、マンギフェリン、ゲンクワニン配糖体のみ便通改善効果を示した(薬理試験[2])。さらに、低繊維食便秘モデルマウスに沈香葉エキス、センナ(陽性対照薬)を投与した結果、共に便通改善作用が認められたが、センナでは下痢を伴う作用が示された(薬理試験[3])。

有効性
 
沈香葉(じんこうよう)エキス末の作用メカニズム

ではなぜ、沈香葉エキスでは下痢が伴わなかったのか。その要因を特定すべく、腸の収縮(マグヌス試験)を調べた。その結果、沈香葉エキスでは、大腸よりも小腸の蠕動運動を活性化することが分かった。一方、センナでは、小腸には作用しなかった。

沈香葉エキスによる腸の収縮
マグヌス試験

消化管の収縮張力は蠕動運動のパラメーターとなるため、モルモットの腸管を取り出して、マグヌス装置により張力をモニタリングした。

 
便秘薬とは異なり、下痢を伴うことなく穏やかに便通を改善するメカニズム

このことから、沈香葉エキスは、機能性素材として便通改善効果を有しながら、便秘薬とは異なり、下痢を伴うことなく穏やかに便通を改善するメカニズムを持っていることが分かる。つまり、健康食品に活用する素材としては理想的といえる継続摂取に適した特性があるといえる。

 
沈香葉(じんこうよう)エキス末の臨床試験

【概要】
便秘傾向の成人男女を対象として、沈香葉エキス末(デキストリン50%含有)の便通改善効果を検討。試験デザインは、プラセボ食品を対象とした無作為割付による二重盲検クロスオーバー試験とし、被検食品(沈香葉エキス末として600mg【56人】、1200mg【64人】)とプラセボ食品をそれぞれ被験者に2週間連続摂取させた。

便秘傾向の男女において便通が回復傾向

300mg/日で4週間連続摂取の試験も行われ、便秘傾向の男女の便通が回復傾向と認められた。用量依存的に効果が高まることが示されるとともに、低用量でも長期に摂取することで一定の効果が得られることが示されており、同素材の特性を反映するような結果といえる。 また、腸内環境悪化モデルマウスを使った試験で、沈香葉による腸内腐敗物質の低減も確認され、腸内環境改善の可能性も示唆されている(下図)。

沈香葉(ジンコウヨウ)エキスの腸内毒素の排泄作用・デトックス作用
 
沈香葉(ジンコウヨウ)エキスは機能性食品として幅広い設計が可能
アピ株式会社は機能性表示食品「沈香の恵」を発売

健康食品素材としての豊富なエビデンスと理想的な特性が示される同素材は、すでに同社が機能性表示食品として「沈香の恵」を発売。ハードカプセル、錠剤、ソフトカプセル、顆粒、ドリンクゼリー等、幅広い設計が可能で、マーケットに合わせた展開が可能となっている。主剤としてはもちろんだが、低用量で副材として既存品のバージョンアップなどに活用することにも適しているだろう。
素材自体の認知度こそないものの、十分な研究実績とエビデンスを誇る同素材は、まさに機能性表示食品制度を活用するにふさわしいといえる。その意味で、その潜在力も含め、同素材の今後の市場での展開は大いに注目される。

 
便通改善素材 沈香葉(じんこう)エキスのトピックス
沈香(じんこう)の歴史

沈香木に関する日本最古の記録は、日本書記に認められる。推古3年(595年)、夏四月の季に淡路島にひとかかえの沈香木が漂着し、何も知らない島民が薪にくべたところ、非常に良い香りがしたので、朝廷に献上した。この時、その木が「沈香木」であると説いたのが、聖徳太子であった。

沈香木(じんこうぼく)に関する日本最古の記録

沈香木は、東大寺正倉院にも収められている。それは「蘭奢待」と呼ばれ、天下第一の名香と謳われるもの。 足利義満、足利義政、織田信長、明治天皇ら時の天下人たちは、蘭奢待の一部を切り取り自らのものとすることで、その権力を誇示していたと言われる。

沈香木(ジンコウボク)

もともとの栽培目的は高値で取引される樹脂の採取にある。沈香木には、枝が折れたり、傷が付いた箇所から、細菌等の侵入を防ぐ為に樹脂を出す性質があり、その樹脂が内部に固まった部分が沈香となる。その質は、香り・重さ・色(黒さ)で分類される。上質なオイル採取のために一本一本品質管理し、8年以上の歳月をかけ、無農薬栽培される。沈香葉エキスではその葉を使用する。

8年目の沈香木(ジンコウボク)
特許取得

沈香葉エキス末は、緩下剤およびこれを含む食品として特許を取得している(特許第5187802号)。ゲンクワニン配糖体を有効成分として含むことを特徴とする、などが請求範囲。特許取得の旨は、パッケージ、販促物に表記可能。 

沈香葉(ジンコウヨウ)エキス末は特許を取得
機能性表示食品 沈香の恵

2016年4月28日に消費庁に届出を行い、機能性表示食品として届出受理された(届出番号B11)。機能性関与成分の含有量は、沈香葉エキス(ゲンクワニン配糖体として)2.3mg。 ※原料換算1,200mg相当

機能性表示食品として届出受理された「沈香の恵み」アピ株式会社

届出表示は、「本品には沈香葉エキス(ゲンクワニン配糖体として)が含まれます。沈香葉エキス(ゲンクワニン配糖体として)には、便通を改善する(排便量・排便回数を増やす)機能があることが報告されています。」と表示している。

盤石なトレーサビリティ

使用する葉は栽培種。盤石なトレーサビリティを構築する現地契約農家で8年以上の歳月をかけて栽培されたもののみを収穫し、その葉を使用する。その後、乾燥、熱水抽出、ろ過などの工程を経て、スプレードライヤーで粉末化する。臨床・非臨床の各種安全性試験もクリアしている。

沈香葉(ジンコウヨウ)エキス末(アピ株式会社)
アピ株式会社 会社概要

アピ株式会社

≪事業内容≫

●蜂蜜・ローヤルゼリー等蜂産品
  健康食品、医薬品の製造販売
●養蜂指導と養蜂器具の販売
●健康食品に関する研究

≪所在地≫

〒500-8558
岐阜県岐阜市加納桜田町1-1
TEL:058-271-3838
http://www.api3838.co.jp

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スペシャルインタビュー便通改善素材 沈香葉(じんこうよう)について
沈香葉(じんこうよう)の便通改善素材、便秘改善素材としての可能性

「便秘」は女性や高齢者に多く見られ、健康で活き活きとした生活を営むためには是非とも解消したい症状です。我々は、東南アジア原産で香木として知られており、その地域で健康茶として飲用されている「沈香」(ジンチョウゲ科)の葉(沈香葉から抽出したエキス)に便秘改善効果があることを発見しました。また、この沈香葉エキスに含まれるゲンクワニン配糖体が活性成分であることも明らかにしました。現在市販の便秘改善薬の大半は腸管を直接刺激して蠕動(ぜんどう)運動を引き起こす「刺激性下剤」であり、下痢や腹痛などを伴います。しかし、沈香葉エキス活性成分のゲンクワニン配糖体は、腸の筋収縮を作動させるアセチルコリン受容体に働きかける特徴があり、蠕動運動を穏やかに促進し便秘を改善する作用があります。この特徴を生かし、既存の便秘改善薬とは異なり下痢などの副作用が少ない便秘改善作用を持つ機能性表示食品を開発することが出来ました。

岐阜薬科大学教授  原 英彰氏 プロフィール
 
 

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