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常磐植物化学研究所が「ベネトロン25」の販売を強化

ベネトロン25

(株)常磐植物化学研究所(本社東京都中央区、立崎隆社長)は、同社製品「べネトロン25」の販売先拡大を計画している。今年7月には、専用ホームページを立ち上げ、通信販売を開始したが、販社からの反響も多く、今年の食品開発展ではメインで訴求。現在、製品説明をしっかり行える薬局などに販路を拡大する考え。初年度の売上目標は3億円。

同社では、タリム盆地原産の植物であるラフマから抽出した機能性素材・ベネトロン®を開発し、当初は原料供給のみを計画していた。しかし、自社ブランドの製品化に踏み切った理由として、同社営業部・佐藤剛課長代理は「原料としての反響は高かったが、新素材ということで複合素材としての使用を望む企業が多かった。当社では、ベネトロン®そのものを広く認知させたい。そのために、ベネトロン®をメイン成分とする最終製品『ベネトロン25』を商品化した」と話す。当面はバルク販売をする予定はなく、自社製品として育てていく予定だが、「販売方法や企画内容などに当社が関与できる条件であれば、製品化して供給することも視野に入れる」と話している。

ベネトロン®の原材料となるラフマは、現地では茶葉として用いられてきた。しかし、茶の中には抽出されず茶殻に残る成分を抽出し、ヒペロサイドとイソクエルシトリンを規格化、このエキスに抗うつ作用などの効果を認め、2001年に米国で特許を取得した。同社では、このオリジナル開発原料を東洋発のメンタルハーブと位置づけている。

有効性としては、独ミュンスター大学で行われたラットによる強制水泳試験(ラットを逃避不可能な水槽内に投じ、逃げ出すことをあきらめて活動停止状態になる時間を測定する)で抗うつ作用を確認した。これによると、5分の試験時間内で、何も投与しないコントロール群の活動停止状態が3分間だったのに対し、ベネトロン®15mg/kg投与群では約1分まで短縮した。これは、抗うつ薬イソプラミンとほぼ同等の時間だった。一方、同じくメンタルハーブとして有名なセントジョンズワートでは、活動停止状態にある時間がコントロール群の半分に短縮するのに、ベネトロン®の約16倍量である250mg/kgの投与が必要だった。

その他の実験としては、今年9月の和漢医薬学会で、高架式十時迷路試験(マウスを、側壁のない高架の通路を歩かせることで、不安に対しての耐性を測定する)によって抗不安作用が示唆されたとする試験結果を発表。現在も、フロリダ大学や徳島大学との共同研究が継続され、米国内では軽度のうつ病患者に対する臨床試験も行われている。薬物相互作用に関しても、同じくメンタルハーブとして有名なセントジョンズワートが薬物の吸収を阻害し、薬が効かなくする作用があるのに対し、ベネトロン®ではそういった作用がないことが確認されている。

「ベネトロン25」は1瓶120粒入りの錠剤タイプ。9,800円(税込)。


(2005/12/12)
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