UV(紫外線)により局所的な炎症が引き起こり、シワやタルミなどの肌老化を招きます。
この肌老化の経路の最上流にはDAMPs(傷害関連分子パターン)が関わっている事が分かってきました。
DAMPsは、細胞がUVなどによってダメージを受けた際(細胞死)に放出されます。
わずかな細胞がダメージを受けた場合でも、その影響は周りの細胞に拡がっていきます。
この細胞ダメージは加齢した細胞ほど高く、ミドルエイジの肌は、若い頃よりUVの影響を受けやすいと考えられます。
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■ IZAYOIの効果
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・DAMPs類似物質による炎症性メディエーター発現抑制
・UVによる炎症性メディエーター発現抑制
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『UVによる紅斑抑制作用』
UVに敏感になったミドルエイジの肌を護る
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■ ミドルエイジの皮膚反応とDAMPs
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新生児表皮細胞と50代成人由来表皮細胞を比較した場合、加齢した50代表皮細胞の方が紫外線(UV)ダメージを受けやすく、UVによる死細胞が増えると考えられます。
死細胞からは DAMPs(Damageassociated molecular pattern 傷害関連分子パターン)と総称される種々の因子が放出され、周りの細胞に炎症反応を引き起こすことが分かってきました。
UVダメージを受けて放出されるDAMPsの1種「変性 U1 RNA」は、皮膚に炎症反応を誘発し、UVによる紅斑の原因となることが報告されています。
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■ DAMPsによる炎症性メディエーター発現抑制作用
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培養ヒト表皮細胞にDAMPs(変性 U1 RNA)類似物質 Poly(I:C) を添加し、IL-8mRNAの発現量を測定、炎症性メディエーター発現に対する作用を検討しま
した。
IZAYOIは濃度依存的にIL-8mRNAの発現を抑制しました。
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■ UVによる炎症性メディエーター発現抑制作用
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培養ヒト表皮細胞にUVB15mJ/cm2を照射、DAMPsを含むその培養上清を、別
のあらかじめ IZAYOIにて処理した細胞の培養上清と交換し、IL-8mRNAの発現量を測定、炎症性メディエーター発現に対する作用を検討しました。
IZAYOIは濃度依存的にIL-8mRNAの発現を抑制しました。
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■ UV による紅斑抑制作用
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30代~60代の男性10名のモニターの上腕内側に2%IZAYOI配合ローションとコントロールのローションを7日間塗布後、ソーラーシミュレーターを用いて 0.5 MED 相当の UV を含む疑似太陽光を塗布部位に照射しました。
メグザメーターを用いてUV照射前と照射24時間後の紅斑量 (エリテマインデックス)を測定しました。
IZAYOI塗布部はコントロール塗布部に比べ、紅斑量の抑制が見られました。
IZAYOIにはUVによる紅斑を抑制する効果が期待されます。
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■ 推奨配合量
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2%
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■ 原材料名
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イザヨイバラ(トゲナシ、棘梨)