L-シトルリンはスイカから発見された非必須のアミノ酸です。特に野生のスイカに多く含まれる成分です。日本では、医薬品として、肝機能改善薬の成分としてや特殊な先天性代謝異常児の栄養剤などに利用されています。
L-シトルリンは、血液中でL-アルギニンに変化し、一酸化窒素(NO)の産生に関与しています。また、L-シトルリンは、尿素回路で働いてアンモニア除去などに関与しています。近年では、その強い抗酸化力作用が確認され、新規の抗酸化食品や化粧品の原料としても注目を浴びています。
【 アミノ酸とは 】
アミノ酸の広義は、「アミノ基(NH2)とカルボキシル基(COOH)の両方の官能基を持つ有機化合物」です。ヒトのカラダの約60~70%は水です。そして、残りの約半分がたんぱく質です。そのたんぱく質を構成しているのが約20種類のアミノ酸なのです。アミノ酸はおもに筋肉や消化官、内臓、髪や皮膚のコラーゲンなど体の重要な組織をつくっているたんぱく質の成分である他、カラダにとって様々な重要な機能を担っています。多くのアミノ酸は体内で酵素の作用によって合成されますが、9種類のアミノ酸については、体内で合成されないため、食事から摂る必要があります。この9種類のアミノ酸を「必須アミノ酸」といいます。また、必要な時に体内で合成できるその他の11種類のアミノ酸を非必須アミノ酸といいます。
【 なぜ、シトルリンが注目されるのか? 】
L-シトルリンが注目されるのは、NO(一酸化窒素)産生に関与するからです。このNOが産生されることによって、様々なアンチエイジング効果を示します。
【 相性の良い素材(成分) 】
全般(NO産生) : アルギニン、レスベラトロール、ビタミンC・E
疲労回復・運動サポート系商品 : L-カルニチン、BCAA など
強壮系商品 : レスベラトロール、亜鉛、人参 など
※アルギニンやシトルリンは、摂取量が多いため、粉末飲料やドリンクでの摂取が適しています。しかし、これらの素材は特有な苦味があります。この場合、酸味料・柑橘系のフレーバー・甘味料を使用するとおいしく仕上がります。
※ビタミンCやEなどの抗酸化物質は、円滑なNO産生をサポートいたします。
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◎ 商品情報
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【 表記名称 】
L−シトルリン
【 規格成分 】
L−シトルリン
【 形状 】
粉末
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◎ 原料情報
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【 用途 】
加工状錠形 : 粉末飲料、ドリンク
【 摂取目安量/日 】
推奨量 : 200~1,000mg/日
特記 : 摂取量が多く、特有な苦味があります。
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◎ 成分名
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L−シトルリン
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◎ 期待される効果
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