イミダゾールジペプチドは疲労回復と老化防止効果の豊富なエビデンスで脚光を浴びている 原料特集

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原料特集 情報提供:東海物産株式会社

イミダゾール・ジペプチド 疲労回復と老化防止効果の豊富なエビデンスで脚光を浴びる原料(アンセリン/カルノシン)

アンセリンβ-alany1-1-methy1-L-histindineとカルノシンβ-alany1-L-histindine

できるなら誰しも避けたい「疲労」と「老化」。疲労大国の日本人の多くが望むテーマとあって研究も盛んにおこなわれている。そうした中、大陸をまたぎ休みなく飛び続ける渡り鳥、大海を高速で泳ぎ続けるカツオやマグロ。この驚異的な運動能力をもつ動物の筋肉中に存在するイミダゾール・ジペプチドが注目を集めている。

動物の驚異的な運動支えるアミノ酸、イミダゾール・ジペプチド

渡り鳥、そしてカツオやマグロの驚異的な運動は、何故、可能なのか? これを支える物質のひとつが動物の体内のアミノ酸で作られるイミダゾール・ジペプチドだ。イミダゾール・ジペプチドは激しい運動で発生する体内の活性酸素を消去する強力な抗酸化作用を持つ。これが運動する筋肉組織で作られることで、カツオやマグロ、そして渡り鳥の驚異的な運動能力を支えていると考えられている。

アンセリンとカルノシンの化学式

イミダゾール・ジペプチドは一般的に「アンセリン−カルノシン」と呼ばれてきたが、人間などのほ乳類の筋肉組織ではカルノシンが、魚類ではアンセリンがイミダゾール・ジペプチドの主成分である。そして渡り鳥などではアンセリンとカルノシンが3:1の割合で存在している。

発見当時は生命維持する栄養素として着目

哺乳動物の筋肉内カルノシン濃度と寿命の相関図

ところで、カルノシンが牛肉エキスの中から発見されたのは、実に19世紀の世紀末、1900年のことである。極めて古い研究の歴史をもつアミノ酸であるが、当時は生命を維持する栄養素ではないかと考えられていたようである。しかし、その真実は謎であった。それから100年以上がたち、このイミダゾール・ジペプチドは動物の寿命を決定するアミノ酸ではないかという観点から、再び脚光を浴びるようになった。

哺乳動物の筋肉組織中のイミダゾール・ジペプチド(カルノシン)濃度と寿命の関係を図で表してみると次のようになる。

筋肉組織中のカルノシン濃度が最も高い人間が最も長命の80年以上であり、濃度が最も低いマウスは僅か2年の寿命しかないことが分かる。なお、哺乳動物に対して、カツオやマグロ、そして渡り鳥の系統であるキジ科のニワトリの胸肉中には人間と同等以上のイミダゾール・ジペプチドが含まれている。

 

なぜ、抗疲労や老化防止に効果があるのか?

疲労を起こす運動にせよ普通の生活にせよ、我々は食事を摂って体内でエネルギーを作り出さなければならない。それなしには生きてゆくことさえ出来ない。しかしこのエネルギーの生産こそ、疲労や老化を起こす活性酸素の発生源なのだからヒトの生命維持活動とはなんとも皮肉なものである。

過労と活性酸素説明図

イミダゾール・ジペプチドは、この疲労や老化の元凶といえる活性酸素を抑制し、体内平衡を保つ緩衝作用も持つ。これがイミダゾール・ジペプチドの抗疲労作用、抗老化作用の本体である。

抗疲労効果のエビデンス

イミダゾール・ジペプチドの開発を行う企業では原料が異なるものの、イミダゾール・ジペプチドの抗疲労効果をマウスの強制遊泳法による運動能力の向上試験で調べている。それによると、どの素材に含まれるイミダゾール・ジペプチドでもマウスの運動能力が顕著に向上することが確認されている(東海物産では丸鶏エキスのアンセリンとカルノシン、焼津水産化学ではマグロエキスのアンセリン、日本ハムではニワトリ胸肉エキスのアンセリンとカルノシン、マルハニチロではシャケエキスのアンセリン)。

日本ハム1)とマルハニチロ2)で健康人を対象に運動能力向上試験を行っているが、この試験では負荷をかけた運動トレーニング(自転車ペダル漕ぎの回転数向上と持続時間等)で判定している。イミダゾールジペプチド400mg〜600mgの摂取量で、いずれも運動能力、運動持続力の向上が認められている。
注1:田中正明ら、薬理と治療36:199-212(2008)
注2:高橋義宣ら、日本食品科学工学会誌 55:428-431(2008)

情報提供:東海物産株式会社

東海物産が行った例で説明すると、実験マウスの餌にチキンエキスを添加して、高用量(イミダゾール・ジペプチド摂取量200mg/kg・体重/日)と低用量(同じく20mg/kg・体重/日)、それから無添加(対照)の条件で飼育して、遊泳を続けないと溺れる仕組みの強制遊泳法で毎日、運動の持続能力を測定してみた

マウスへのイミダゾールジペプチド添加によるマウス試験データ

溺れるまでの平均時間が僅か10分の強度負荷の場合では、低用量でも6分間の持続時間延長効果が見られた。しかし、溺れるまでの平均時間25分の軽度負荷の場合は、低用量では効果が見られず、高用量で顕著な運動持続能力の向上がみられた。最大で17分の遊泳時間の延長が認められている。


抗疲労や抗老化に有効な“究極の抗酸化剤”とは?

上記でみたようにチキンエキスやマグロ、シャケエキスに含まれるイミダゾール・ジペプチド単独でも、体内で生産される活性酸素の有害作用を抑える効果は期待出来る。しかし全てのタイプの活性酸素を抑制するのは、一種および同系統の抗酸化剤を摂取することでは不十分。イミダゾール・ジペプチドの効果が弱い水酸化ラジカルや亜硝酸ラジカルに備えるために、それに最も強い抗酸化剤と組み合わせることが理想的である。これは抗疲労や抗老化という目的においては、究極的な抗酸化剤の配合といえるかもしれない。

理想的な抗酸化食品

ヒト試験での体内酸化ストレス軽減作用のエビデンス

リンパ球DNA酸化傷害スコア図

実際に中高年男性を対象にしたヒト試験で、ここに挙げたイミダゾール・ジペプチドを主成分とした3種抗酸化剤配合健康ドリンクのリンパ球DNAの酸化傷害を軽減する試験が行われている。これは、体内で発生する活性酸素(酸化ストレス)によって細胞の中のDNAが傷害(切断)されることを防止することを調べる試験である。

疲労や老化は細胞の遺伝子DNAの傷害が大きな原因になっていると言われているが、イミダゾール(400mg)、ビタミンC(300mg)、フェルラ酸(20mg)を配合した健康サポートドリンクは、体内でおこる活性酸素によるDNAの酸化傷害を顕著に軽減させることが確認されている。このことは、イミダゾール・ジペプチドが抗疲労や抗老化などに極めて有用な機能性素材であることを示唆している。

少子高齢化の進行とともに、増加する生活習慣病や慢性的な疲労が我が国の健康問題として重大なものになりつつある。イミダゾール・ジペプチドは、その予防食材として今後、確実にその重要度を増していきそうである。

 

トピックス

機能性増強する組み合わせで日米台で
特許取得

東海物産は、イミダゾール・ジペプチドの抗酸化力を一層引き出す3種組み合わせを独自に研究、開発。日本、米国、台湾ではすでに特許が成立している。

三種組成特許

三種組成特許 日本特許 台湾特許 米国特許

アンカーFA

「アンカーFA」は、チキンエキスから抽出したイミダゾール・ジペプチド(アンセリン-カルノシン)を高濃度に含む健康ドリンク。1本(50ml)にイミダゾール・ジペプチド400mgを含有し、さらに「ビタミンC」、「フェルラ酸」の3種類の抗酸化成分が入っている。チキンの味を感じさせないフルーツ風味のテイストで飲みやすく仕上がっている。使用者からは、効果を体感する声が多数上がっているという。

イミダゾール・ジペプチド(アンセリン-カルノシン)を高濃度に含む健康ドリンク
 
 
 
クローズアップ キーワードは抗疲労と抗老化

イミダゾールジペプチドの抗酸化作用は何故、抗疲労や抗老化に有効なのか?

細胞内での活性酵素の生産

疲労や老化を促進する活性酸素は、体内のエネルギー生産に伴って発生する。その材料は呼吸によって体内に取り込まれた酸素ガスだが、ここで極めて重要なことがある。それは体内で産生される活性酸素は主として3種類のものがあるということだ。

天然の抗酸化剤といえど、この3種の活性酸素を全て消去する作用はない。蛋白質をターゲット(標的)にして、この3種類の活性酸素で分解させてみると、この3種類は蛋白質を完全に分解する力を持っている。これが疲労や老化を起こす活性酸素の有害作用の本質だ。そこで、天然抗酸化剤の効果を調べるためにこの蛋白質分解を抑える作用が試験されている。

 
試験結果
試験2
 


上の写真に示すように、抗酸化作用を発揮すると標的の蛋白質は活性酸素による分解から守られる(蛋白質のバンドがしっかりと残る)。抗酸化作用が弱いと守られない。イミダゾール・ジペプチドは白血球が生産する次亜塩素酸系の活性酸素を最も強く抑制した。しかし他の活性酸素である水酸化ラジカルでは、米ぬかに含まれるポリフェノールのフェルラ酸やビタミンEにかなわない。亜硝酸ラジカルではビタミンCが最強の抗酸化剤であった。
(注:Yanai,N, et al. Biosci. Biotech. Biochem.72:3100-3106(2008)

DNAの分解を指標とすると、さらに過酸化水素でも分解される。そのDNAもイミダゾール・ジペプチドの抗酸化活性によって保護された。


 


東海物産株式会社
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TEL:03-3864-6861 FAX:03-3864-6869
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