クローブには鎮痛効果と抗菌効果があります。クローブに含まれるオイゲノールは抗酸化作用に優れ、動脈硬化防止を期待されています。また消化を促進して胃腸を整えたり身体を温めたりする効能もを期待されています。
【有効成分(規格値)】
タンニン40%
【サポート】
消毒、鎮痛、抗菌、鎮静、抗酸化、血行促進
クローブはつぼみを乾燥させたもので、日本では丁子(ちょうじ)、丁香(ちょうこう)と呼ばれています。どの言語もつぼみが「釘」に似ていることからつけられています。中高木、常緑樹で発芽から20年で10メートルほどの高さになります。収穫は7年目または8年目からできます。
クローブは肉料理に用いられ、素材に刺して使うことが多いのでお料理好きの方は身近に感じられるのではないでしょうか。ポトフやローストポーク、ハンバーグやミートソースなどにも使います。他のハーブ(主にナツメグ)とのブレンドも多いです。45度前後が一番香りが抽出されます。ウスターソースのソースらしい香りもクローブのおかげ。
ヨーロッパではオレンジやレモンにクローブを刺してオレンジポマンダーを作ります。防臭効果や防虫効果としてクローゼットに入れるほか、クリスマスの贈り物として交換したりします。
*ポマンダー・・・柑橘系の果物に香辛料を刺した香りの玉。手作りのポマンダーは幸福を呼ぶといわれている。
【様々な用途のクローブ】
◎インド
精油(丁子油) 日本刀のさび止めとして丁子油をぬったタバコがある。
◎ヨーロッパ
ヨーロッパには中国商人が絹織物とともに伝え、貴族から広まった。一般には大航海時代にスパイス貿易の中心として広まった。
◎日本
日本には5,6世紀に伝わり、正倉院の宝物の中にも収められている。花弁が高いところに咲くので以前はやぐらをくんで手で摘んでいた。現在は枝や葉からクローブオイルも採取するため木ごと切り倒して収穫する。家紋にも使われている。
【別名】
丁香(ちょうこう)、百里香(ひゃくりこう)、鶏(けい)、 舌香(ぜっこう)
【学術名】
Syzygium aromaticum
フトモモ目フトモモ科
【和名】
丁子
【分布】
熱帯雨林原産
インドネシア、スリランカ、モーリシャス、マダガスカルなどで栽培される。
【使用例】
甘い香りを生かしてバニラエッセンスとともにケーキ作りに使われます。シナモンなどとあわせてカプチーノを作ると寒い季節にぴったりです。
【成分】
オイゲノール(香りの成分)、酢酸オイゲノール、カリオフィレンケトン、アルコール類、バニリン
■ ヴィディヤジャパン株式会社(Vidya Japan K.K.)
ヴィディヤジャパンは、高品質のインド産植物エキスを輸入及び、販売する商社として2010年3月に設立されました。弊社で取り扱う製品は一貫して、グループ会社であるインドのヴィディヤハーブス社の工場で製造しています。群馬県渋川市に約7,400平方メートルの国内工場・研究所を設立。研究所用地に新たな研究・加工プラントが完成しています。
【 取扱い製品について 】
ヴィディヤ ジャパンのハーブ・植物エキスは、100%天然成分から作られています。成分の抽出は、水、もしくはエチルアルコールで行っています。
■ インド ヴィディヤハーブス社(グループ会社)
インドの南部バンガロールにある工場は、「ISO9001:2008、HACCP、Kosher、GMP、Halal」などに認定されています。ECOCERTによるオーガニック認定や、JASの認定も受けています。厳格な基準に伴い、製造をしています。R&D LABO(研究所)では、Ph.Dドクターが、あらゆる製品に有効な科学的研究を行っています。