【 アーユルヴェーダからの食歴史 】
サラシアとは、インドやスリランカの熱帯雨林に自生する、ニシキギ科のツル性樹木です。古来より、サラシアの樹皮や根皮は糖尿病患者の血糖値を降下させ、口渇を癒すことが経験的に知られており、伝承医学「アーユルヴェーダ」で古くから利用されてきました [1, 2]。
近年では臨床、動物実験の結果から、サラシアが持つ糖質や脂質の吸収を抑制するメカニズムや効果・効能の一部が科学的に解明・証明されています [3, 4]。
【 糖質および脂肪吸収の抑制効果 】
臨床実験において境界型および軽度の2型糖尿病患者に対してサラシアの水抽出物を6週間摂取させたところ、症状が改善されたという報告[2]があります。また、動物実験において、内臓脂肪の増加抑制効果が見られたとの報告[4]もあります。このことから、糖尿病など生活習慣病予防への応用が期待されています。
[1] 下田他, 日本栄養・食糧学会誌, 53(4), 149-154 (2000)
[2] 梶本他, 日本栄養・食糧学会誌, 53(5), 199-205 (2000)
[3] 吉川, 化学と生物, 40(3), 172-178 (2002)
[4] Kishino, E. et al., J. Nutr., 136(2), 433-439 (2006)
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