ヒアルロン酸産生乳酸菌「HA Pro-Genesis」は、今までの乳酸菌本来の機能に加え、腸内でヒアルロン酸を産生することが知られております。乳酸菌市場においてサプリメントだけでなく、ヨーグルトや乳性飲料への展開も可能です。
■ ヒアルロン酸の流失は老化の指標
年齢、栄養素、日照、様々な環境などの要因によりヒアルロン酸の合成能力が低下していきます。体内のヒアルロン酸の含量は胚胎時期が最も高く、生後徐々に減少していきます。40歳以降、ヒアルロン酸の含量は急激に減少し、60歳時点では50%まで減少してしまいます。
ヒアルロン酸は体内の目、歯茎、毛髪、皮膚、関節等に分布しています。
■ ヒアルロン酸産生乳酸菌 : 母乳由来の善玉菌
(ストレプトコッカス-サーモフィルス TCI 633)
健康な母乳から「高ヒアルロン酸善玉菌」を発見しました。
・胃酸、胆汁酸への耐性
・食品として使用可能
■ ストレプトコッカス-サーモフィルス菌 は、ブルガリア菌(ラクトバチルス・ブルガリカス)と非常に相性が良く、食経験も豊富な乳酸菌です。
■ストレプトコッカス-サーモフィルス菌のヒアルロン酸産生の比較実験
HA乳酸菌TCI 633のヒアルロン酸産生能は、同じくヒアルロン酸を産生するYIT2084と比較し約270倍です。
(YIT2084を比較対象とした理由は、46種類のストレプトコッカス-サーモフィルス菌の中で最もYIT2084がヒアルロン酸産生能が高かったため)
■ 疑似腸管内のヒアルロン酸産生実験
HA乳酸菌TCI 633 は腸管内でヒアルロン酸を産生し、24時間で最高濃度に達します。
■ 疑似腸管内のヒアルロン酸産生実験(参考:写真右下)
HA乳酸菌TCI 633 は胃酸を通過し、人工腸液内で増殖し48時間で最高菌数に達します。
■ 内服用のヒアルロン酸との比較
[ 安全性 ]
動物由来のヒアルロン酸 : 動物の伝染病の懸念
ヒアルロン酸産生菌 : 食用の善玉菌
[ 生体利用率 ]
動物由来のヒアルロン酸 : 胃酸と消化液の通過が必要(70-80% 吸収可)
ヒアルロン酸産生菌 : 腸内で産生されるヒアルロン酸を直接吸収(100% 吸収可)
■ 特許&受賞
[ 発明特許 ]
ヒアルロン酸産生善玉菌とその使用方法
中国申請番号 : 201410145899.6
台湾申請番号 : 103113465
アメリカ申請中
日本出願番号:2015-081760
[ 受賞 ]
2014 Innovations Geneva Silver Medal
【ヒアルロン酸産生乳酸菌規格】
外観 : 白色または薄黄色粉末
総乳酸菌数 : ≧10¹¹ cfu/g
一般生菌数 : ≦1000cfu/g
カビ・酵母 : ≦100 cfu/g
大腸菌群 : 陰性
ヒ素 : < 2.0ppm
鉛 : < 2.0 : ppm
[ その他 ]
荷 姿 : 1kg/アルミ袋
賞味期限 : 製造後2年
1日推奨摂取量 : 200mg/日
原材料表記例 : 乳酸菌末(サーモフィラス菌)
取り扱い上の注意 : -20℃で保管もしくは密閉容器内で冷凍保管
▲ヒアルロン酸産生を行う他の食用菌(YIT2084)と比較し約270倍
▲TCI633 カプセルの服用28日後の肌の含水量の変化
▲疑似腸管内のヒアルロン酸産生実験