ポーレンエキス(花粉エキス)はもともと欧州で用途開発がスタートし、
国内では40年も前から数十億円規模の市場を維持しています。
アメリカのNSF, cGMPを取得しているグラミネックス社は1997年にオハイオ州にある自社の広大な農地(6,500エーカー)を利用してポーレンエキスの生産を開始しました。
栽培から収穫、抽出までを一括管理し、その製品は機能性食品、医薬品、化粧品、飲料、ペットフード用原料として世界中に市場を拡大しています。
医薬品レベルの厳重な品質管理のもとで工程ごとに数十回にわたる品質チェックが行われており、その製品中には除草剤、農薬、アレルギー物質等の有害物質は一切含まれていません。
同社ではポーレン中に含まれている貴重な栄養分を少しでも損なうことのないよう、
抽出溶剤を使用せず、中身を取り出すことに世界で初めて成功しました。
ポーレンの中身成分は水溶性成分と、脂質溶解性成分等から構成され、各製品の品質は製品中のアルファアミノ酸と、
フィトステロール含量で規定しています。
ポーレンは顕花植物の葯の中にある雄性の配偶体であり植物が次の世代を生み出すのに
必要な栄養素が全て凝縮されており、欧米では古くから「パーフェクトフード」と呼ばれ、人間の健康維持に役立ってきました。
またミツバチにとっては貴重な栄養源であり、女王蜂が食するローヤルゼリーの源でもあります。
植物は発芽した後、常に太陽の紫外線を浴びながら成長していきますが、
植物中に含まれているフラボノイド配糖体、フィトステロール、カロテノイド等のさまざまな抗酸化物質が相乗的に機能することで、
そのDNAの損傷を防いでおります。
そのために既存の抗酸化剤と比べてはるかに強いORAC値を得ることができます。
特に脂質溶解性成分であるNAX 7% PasteはVA,VEの230倍、COQ10の26倍のORAC値を示します。
さらに、抗酸化物質だけでなく体内吸収性のよいアミノ酸、ミネラル、不飽和脂肪酸、微量要素等の栄養成分などが
我々の健康維持にとってはとても大切です。
戦後、私たちの腸内環境は食生活の欧風化で悪化し続けていると言われています。
私たちの腸内環境は常に腸内の細菌バランスに左右されています。
グラミネックス社のポーレンエキスにはそのような腸内細菌の栄養源となる物質が含まれており、
これを恒常的に摂取することで菌叢バランスが整えられると考えられます。
▲オハイオ州にある自社の広大な農地(6,500エーカー)を利用
▲機能性食品の原料として
▲ORAC値 活性酸素吸収能力(抗酸化値)