ハトムギCRD SD粉末は、ハトムギ全粒を酵素処理抽出したエキスを粉末化した原料です。
ハトムギは古くから子実部分は漢方薬(ヨクイニン)として使用されています。近年、ハトムギの子実よりも外殻、渋皮、薄皮に機能性成分が多く含まれていることが発見され、全粒を酵素処理することにより、繊維芽細胞賦活作用およびコラーゲン産生能等が認められ、美容、美白を目的として広く使用されています。
※CRD(Coix-seed Reactive Derivatives) ハトムギ反応生成物
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◎ ヒト皮膚線維芽細胞によるハトムギCRDエキスの機能性評価
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
ハトムギCRDエキスの投与により、線維芽細胞の賦活作用およびコラーゲン産生能が認められました。[第15回日本補完代替医療学会学術集会(2012年)発表]
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◎ ハトムギ CRDエキスの特許(特許第359042号)
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
腫瘍またはヒト乳頭腫ウィルス性疾患の予防剤または治療剤
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◎ ハトムギ CRD SO 粉末の製造工程
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
ハトムギ ⇒ 酵素処理 ⇒ 濾過 ⇒ Brix調整 ⇒ 殺菌 ⇒ 噴霧乾燥 ⇒ 篩過 ⇒ ハトムギCRD SD粉末
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◎ ハトムギCRD SD粉末について
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
・原材料表示 : ハトムギエキス末
・用途 : 栄養補助食品
・荷姿 : 10kg
・摂取目安量 : 一日当たり1,000〜4,000mg
・保存方法 : 直射日光を避けて、冷時所保管
・賞味期限 : 開封前 1年6か月( 暫定 )
・製品の性状 : 淡褐色の粉末でハトムギ特有の風味を有する
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◎ ハトムギとヨクイニン
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
「ヨクイニン」は、ハトムギの皮を除いた実で、古くからお肌のために用いられてきた生薬です。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◎ 規格
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
項目 / 規格 / 試験方法
外観 / 標準品と有意差のないこと / 目視試験(標準品との比較)
風味(1%水溶液にて判定) / 標準品と有意差のないこと / 官能試験(標準品との比較)
水分 / 6%以下 / 常庄加熱乾燥法
pH(10%水溶液にて判定) / 5.3%±0.5 / 電極pHメーター
一般生菌数 / 3,000個/g以下 / 標準寒天培地法
大腸菌群 / 陰性 / BGLB培地
重金属 / 20ppm以下 / 硫化ナトリウム比色法
ヒ素 / 2ppm以下 / DDTC-Ag吸光光度法
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◎ ハトムギCRDエキスと女性のQOLに関する二重盲検臨床研究(臨床試験)
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
二重盲検法により以下の結果が得られた
(1)ハトムギCRDエキス摂取群では、身体機能や体痛に関わるQOLが前値と比較して有意に改善した。
(2)顔、四肢、冷えに関わるQOL、総合的QOLにおいても2週目から8週目まで、前値と比較して有意に改善した。
(3)皮膚の色素沈着と紅斑のスコアも、対照群と比較して有意に減少した。
(4)安全性には特に問題は認めなかった。むしろ4g摂取群で2例の妊娠をみたことは、妊娠を促す作用が推定される。ただし、今後の検討が必要である。
※対象:肌荒れ又は皮膚色素斑を有する女性90名
※項目:1.身長、体重、BMI、2.QOL調査、3.皮膚色素斑、4.摂取コンプライアンス
第14回 日本補完代替医療学術集会(2011年)発表
(臨床試験の詳細は、下記フォームよりお問合せ下さい。)
生産国(地)または原産国 | 日本(富山県産ハトムギ) |
---|---|
関連リンク | https://www.ls-corporation.co.jp/identity/materials/hatomugi.php |
▲CRD(Coix-seed Reactive Derivatives)=ハトムギ反応生成物
▲ハトムギの外殻、渋皮、薄皮に機能性成分が多く含まれています。
▲ハトムギは、美容、美白を目的として広く使用されています。