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化粧品容器|女心をくすぐるノベルティとしての容器・パッケージ

不織布に抗菌作用をもたせるには?

  • ①抗菌剤を練りこむ
  • ②抗菌シールを貼ってみる
  • ③抗菌の念を込めて先祖の髪を使って編む

添加剤を一緒に練り込む事によって抗菌の機能をもたせてあげます。

ここではまず、不織布と布との違いから説明するわね。
布は、糸を織ったり編んだりしているのに対して、不織布は繊維そのものを重ねて、熱や接着剤を使う、若しくは繊維同士を絡ませてシート状にしたものなの。
文字通り「織らない布」ってワケ。
不織布もフィルムやシート(容器の元)と同じでプラスチック樹脂を使います。

このクイズにある「抗菌」の他にも、求められる様々な機能を一体どうやって付与しているのでしょう。
まず、不織布に機能を持たせるには、「A:練りこみ」「B:積層」に大別されます。

「A:練りこみ」の場合、本体の樹脂と一緒に欲しい機能の添加剤・着色剤等を混ぜてから、溶かして繊維にします。まさに、繊維自体に”練り込み”ですよね。今回のクイズの場合は、こちらに該当します。

「B:積層」の場合、例えば不織布に印刷をかけたいけど、エンボス(表面のぷちぷちな穴)があってキレイにのらない・・。そのような場合、印刷したフィルムと”重ね合わせて層にする”。印刷フィルムの他、吸水紙等も可能です。

ちなみに、不織布は糸を絡ませているので通気性があります。ところがフィルムは樹脂が薄く延びている状態なので通気性はほとんどありません。
次回はこの二つの技術を活かした製品をご紹介します。





 
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