Tie2(タイツー)ハス胚芽に関節リウマチ改善効果 バイオサイエンス最前線 File-7【健康美容EXPO】

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美容素材として知られるハス胚芽に関節リウマチ改善効果
File-7
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Tie2(タイツー) ハス胚芽 関節リウマチ改善Tie2(タイツー) ハス胚芽 関節リウマチ改善

美容成分として、一定の認知度のあるハス胚芽。美容関連のエビデンスも豊富だが、研究によってタイツー活性化作用を有することも分かった。タイツー活性化のメカニズムを考えれば、美肌効果とのつじつまは見事にシンクロするが、さらに関節リウマチの抑制効果も新たに判明している。今回は、

タイツー活性化の観点からハス胚芽の関節対応素材

としてのポテンシャルを検証する。

強い生命力で知られる万能素材

ハス胚芽は、胚芽の段階ですでに鮮やかな緑色をしており、発芽に必要な栄養素や成分を凝縮して蓄積していると考えられている。ハスの実は、2000年以上も発芽力をキープした記録もあるほどで、発芽の元となる胚芽にも強い生命力があると信じられている。
古くから食用されているが、部位は主にハスの根茎であるレンコン。中国では、ハスの根茎はもちろん、葉柄、葉蕾、花弁、果実などあらゆる部分が残りなく薬用として用いられ、全て異なった効能効果を持つ食品として利用されている。

タイツー活性化物質として様々な可能性に期待

ハス胚芽エキスパウダーMFのTie2活性化作用

昨今は美容成分としてサプリメントや化粧品に用いられるなど、美容効果が知られているハス胚芽だが、タイツー活性化を調べる各試験でも有用な結果が得られ(左図)、タイツー活性化物質の一つとして、さまざまな可能性が期待されている。

 
血管透過性抑制作用(マイルスアッセイ)

今回はタイツー活性化作用による有効性として、リウマチ自然発症モデルマウスを用いた関節保護作用に焦点を当ててその可能性を検証した。

リウマチ抑制効果

マウス試験でリウマチ抑制効果を調べた実験では、ハス胚芽エキス摂取群が手首、足首、指部における関節の腫れや変形を抑えることが確認された(写真)。この腫れの度合いを文献に従いスコア化したところ、ハス胚芽エキスは有意にリウマチスコアの上昇を抑制した(図)。

ハス胚芽エキスパウダーMF摂取群

ハス胚芽のリウマチ抑制効果は、これまでに確認されていなかった新たな知見となるが、そのメカニズムについては、タイツー活性化物質という観点から考えれば、説明がつきやすい。

タイツー活性化物質という観点からみるメカニズム

リウマチ(RA)や変形性関節症(OA)の部位では、血管新生を促すVEGFという因子の産生が認められる。これは、タイツー活性化作用をみるマイルスアッセイの際、局所投与するあの因子だ。試験では、それにより血管を不安定化させ、血管の漏れを誘発、その安定化をみることでスクリーニングしている。 マウス試験におけるリウマチ抑制効果にあてはめると、VEGFによって血管新生が誘発されるとともに、不安定な血管が増加。それにより、炎症性の血液成分が漏れ出しやすくなり、関節腔内に炎症が発生。症状が悪化する。タイツー活性化物質であるハス胚芽は、血管を構造的に安定化することで、この漏れを抑制し、炎症を抑えるというわけだ。

ヒアルロン酸、コラーゲン産生作用

さらに興味深いことに、ハス胚芽には細胞レベルで関節の機能改善に有効なデータも得られている。

ヒアルロン酸産生促進率

関節液の主要成分であるヒアルロン酸産生量についての実験も行われている(図)。滑液のヒアルロン酸は主に滑膜細胞から産生されるのだが、ハス胚芽エキスが、用量依存的にヒアルロン酸産生を促進することが分かった。また、軟骨細胞を用いた実験において、関節軟骨の主要成分であるII型コラーゲンがハス胚芽抽出物によってその産生を促進することが判明している。

滑膜細胞でのヒアルロン酸の産生促進や軟骨細胞でのコラーゲン産生の促進は、関節のスムースな動きを維持することにつながり、ハス胚芽の関節ケア素材としての期待も高まる。

ロコモも含めた関節対応の新素材として期待

関節対応素材のニーズは高齢者を中心に根強いものがある。昨今はロコモティブシンドローム(運動器症候群)もクローズアップされ、さらなる市場拡大が期待される。加齢による骨や筋肉、関節の働きの衰えた状態を指すロコモは約4700万人もの予備軍がいるとされ、新・国民病ともいわれる。グルコサミンやコンドロイチンが中心の関節対応素材市場の新規成分としてもハス胚芽の可能性には大いに期待が高まる。

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Tie2(タイツー)とは

血管内皮細胞に発現する受容体型チロシンキナーゼ(タンパク質のチロシン残基をリン酸化する酵素)で、最近老化に深くかかわっていることが明らかとなってきた。さらに、血管形成に関連して皮膚表皮細胞、軟骨細胞などにも作用すること、さらには脂質・糖・エネルギー代謝にもかかわっていることがわかってきており、その生物学的作用の多面性が注目されている。

アンジオポエチン-1とは

(Angiopoietin-1:Ang1)
血管内皮細胞と壁細胞の接着を促進することにより、血管の安定化に寄与する因子。Tie2受容体を介して作用を発現するタンパク質。

血管老化のターニングポイントは45歳

▼45歳から漏れやすくなる毛細血管

年齢別漏れにくい毛細血管のグラフ
おことわり
Tie(タイツー)・リンパ・血管研究会
 
 
 
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