前向きな子育ては、早期思春期の少女の攻撃性を軽減するのに有用であることが、米アラバマ大学(バーミンガム)の研究者らによって明らかにされ、米医学誌「Archives of Pediatrics & Adolescent Medicine(小児&思春期医学)」8月号で報告された。
今回の研究は、5年生の少女330人(平均年齢11歳)とその親が対象。少女には、殴る、いじめる、うわさ話を広げるなど攻撃的な行動や、学校でけんかをする、けんかでけがをするか、させるなど非行にかかわる頻度、母親に優しくされたり一緒に何かをする頻度、暴力やたばこ、性行動に関する親との会話の有無、月経開始の時期を尋ねた。また、親には、子どもの友人や余暇の過ごし方を知っているかなどについて尋ねた。
その結果、4分の1の少女が早熟(月経開始年齢が同人種、同民族の女性の平均より1年早い)であった。早熟の少女は攻撃的な行動ではなく非行に走る傾向がみられたが、親の愛情のこまやかな養育やコミュニケーション、理解のレベルが低い場合は、攻撃的になる傾向がみられた。
親の愛情のこまやかな養育は、友人の悪影響を受ける可能性を低減し、早期思春期に関する問題対処に有用であった。また、養育的な親は、娘の困難に耳を傾け、支え励ますことで子どもの対処能力を高め、子どもは攻撃性として現れる否定的な感情を抑えられることが判明した。(HealthDay News 8月5日)
http://www.healthday.com/Article.asp?AID=618096
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