夏になるとビーチや公園で裸足になる人も多い。米テンプル大学(フィラデルフィア)足病学・整形外科学准教授のTracey Vlahovic博士は、足に関する俗説(myths)と事実(fact)を区別するため、以下のような情報と注意事項を挙げている:
俗説:踵(かかと)の低い靴やサンダル、裸足は足に良い。
事実:実際には、踵の痛みや足底筋膜炎、負傷など各々問題が生じる。糖尿病リスクや末梢血管障害がある場合は必ず靴を履くこと。
俗説:市販の鶏眼(魚の目:corn)用のスクラブクリームや外用液は安全かつ有効。
事実:これらは角質を剥離するのみ。根治には主な原因のハンマー(槌状)足指を治療するか、つま先の広い靴を履く。
俗説:足に日焼け止めは不要。
事実:下肢の皮膚癌(がん)のほとんどは日焼け止めの塗り忘れが原因。UVB/UVA防止効果のあるSPF15以上の日焼け止めを2~3時間毎に塗布する。
俗説:ペディキュア(足の爪の手入れ)サロンはどこでも滅菌済み機器を使うので問題はない。
事実:どこでもとはいえず、機器を介して真菌や細菌感染の原因となる微生物が広がることがある。不安な場合は、自分用の爪(つめ)やすりなどを準備するといった対処が必要。
俗説:足爪はまっすぐ横に切るのが最も良い。
事実:この方法で短く切りすぎると嵌(かん)入爪が生じることがあり、特に糖尿病患者では危険。つめが少し伸びるまで待ち、足指の自然な曲線に沿って切るとよい。
俗説:足指爪の真菌は酢で足を洗えば取り除ける。
事実:酢は感染部位に到達できない。皮膚科医または足病治療医(podiatrist)を受診し、指示に従うこと。
俗説:水虫(athlete's foot)やいぼは接触感染(contagious)しない。
事実:実は、どちらも非常に接触感染しやすい。足を清潔かつ乾燥した状態に保つこと。
俗説:足底いぼ(plantar wart)はダクトテープで取れる。
事実:賛否両論があるが、特定の方法があるので自分で処置せず、皮膚科医または足病治療医に診てもらうか、別の治療を受ける。
(HealthDay News 6月21日)
http://www.healthday.com/Article.asp?AID=616616
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