突発性難聴(sudden hearing loss)は、最長2年以内に脳卒中を発症する前兆である可能性が、台湾の研究者らによる研究によって明らかにされた。突発性の感覚神経性(sensorineural)難聴の発症後に発現する脳血管疾患の発症率またはリスクを検討した研究は今回が初めて。
台湾、台北医学大学Taipei Medical University医務管理学部教授のHerng-Ching Lin氏らは、突発性難聴の急性エピソード(症状発現)のために入院した1,423人を対象に、5年間の追跡調査データを分析。その結果、虫垂切除のため入院した5,692人の対照群に比べて、脳卒中の罹患率が1.5倍以上高いことが判明した。研究結果は、米医学誌「Stroke」6月号に掲載された。
Lin氏は、難聴を発症した全患者が総合的な神経学的検査と血液検査を受け、脳卒中リスクを評価することを勧めながらも、「難聴と脳血管疾患の関連性が示唆されたのは初めてであること、使用データにも問題が多いことから、追加の独立した研究で確認されるまでこの知見は慎重に解釈する必要がある」としている。
同氏は、使用したデータベースの問題点として、突発性の感感覚神経性難聴の明確な定義が示されていないこと、難聴の重症度、回復の程度、脳卒中のリスクに関与しうる喫煙癖やボディ・マス・インデックス(BMI:肥満指数として用いられる)、心血管疾患や心房細動の既往歴などの情報がデータに含まれていなかったことを挙げている。(HealthDay News 6月26日)
http://www.healthday.com/Article.asp?AID=616829
Copyright © 2008 ScoutNews, LLC. All rights reserved.
前立腺癌(がん)と診断されたときに過体重で、かつインスリン値が高い男性は、この疾患により死亡するリスクの高いことが新しい研究で示された。カナダ、マッギルMcGill大学(モントリオール)腫瘍学教授のMichael Pollak博士および米ハーバード大学チャニングChanning研究所(ボストン)のJing Ma博士らは、医師健康調...
今すぐ、ケータイでアクセス!
健康美容ニュースの全ての記事がケータイで読める様になりました!
医薬品、化粧品を世に送り出すための必要不可欠な業務なだけに、発売後は自分がその商品に関わったということを実感でき、やりがいにつながります。