妻を亡くした男性の5人に2人は、妻の癌(がん)は不治(incurable)であることを医師から全く告げられていないか、また、告げられたとしても、死期が間近に迫ってからであることが、スウェーデンの研究で明らかになった。
研究著者で、カロリンスカ研究所(ストックホルム)腫瘍学のHannna Dahlstrand博士は「われわれの知見は、医療提供者と進行癌の妻を持つ男性との間のコミュニケーションレベルに改善すべき点があることを示唆している」と述べている。
今回の研究は、2000~2001年に、妻を乳癌、卵巣癌、大腸癌で亡くしたスウェーデン人男性約700人を対象に調査。その結果、対象者の86%が、配偶者の癌が不治の場合は近親者には即座に知らせるべきであると考えていた。この中には、自分の妻の病状を告知されたかどうか思い出せないと回答した男性の71%も含まれている。不治であると告知されたと回答した男性の79%は、その情報を医師から告げられていた。
Dahlstrand氏は、癌患者やその家族に対して、疾患や予後についてより多くの情報を欲していることを医師に明確に告げるよう助言。また、医師は、患者や家族にどの程度の情報を入手したいか尋ねるべきだと述べている。研究結果は、米国臨床腫瘍学会(ASCO)誌「Journal of Clinical Oncology」オンライン版に7月10日掲載された。(HealthDay News 7月9日)
http://www.healthday.com/Article.asp?AID=617303
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