日焼け止め(sunscreen)は、有害な紫外線(UV)による日焼け防止対策として最もよく使用されるものの一つだが、多くの日焼け止めにはその有効性に疑問があることが、新しい研究によって示された。
日焼けは皮膚癌(がん)の原因でもあり、皮膚癌は米国では癌の中で最も有病率が高い。紫外線にはA波(UVA)とB波(UVB)があり、UVAは色素沈着、UVBは日光皮膚炎(日焼け)を引き起こすが、いずれも皮膚癌のリスクを高める。米国癌協会(ACS)では、“Slip, Slop, Slap”(さっとシャツを着て、日焼け止めをつけ、スポンと帽子をかぶる)をスローガンに、紫外線防止を勧めている。
米国環境ワーキンググループ(EWG)による今回の研究では、有名ブランドの日焼け止めの8分の1にはUVAを防ぐ効果がないことが判明。EWGのKristan Markey氏は「日焼け止めには思ったほど効果がない。大多数の日焼け止めは紫外線除去に有効でないか、通常の使用方法であっても分解して有毒となる危険性がある」と述べている。
さらに同氏は、日焼け止めが日中の光に耐えられないことを製造業者も認めていると述べ、例として「1日中保護できる」とうたっている日焼け止めであっても皮膚へのダメージを予防するために塗り直す必要があり、2時間毎に塗り直すことを推奨している点を挙げている。
日光皮膚炎の発生率は1999年の31.8%から2003年には33.7%に増加し、太陽光からの防護が不適切であることが示されており、米ブラウン大学医学部(ロード・アイランド州)皮膚科学教授のMartin Weinstock氏は「日光皮膚炎による皮膚の損傷は皮膚癌の直接原因。紫外線放射への曝露予防が最も重要である」としている。
現在、すべての日焼け止めに表示されているSPF(sun protection factor:太陽光防護指数)はUVB遮断に対する有効性しか示していない。米国食品医薬品局(FDA)では、UVBと同様UVAの検査と表示基準を設ける新たな規制を承認しようとしている。Weinstock氏は、新しい表示になるまでの予防措置として、皮膚の変化を頻繁に確認することを勧めている。(HealthDay News 7月13日)
http://www.healthday.com/Article.asp?AID=613942
Copyright © 2008 ScoutNews, LLC. All rights reserved.
歯のインプラント治療は、歯根管(root canal)治療に比べてより多くの継続治療(follow-up treatment)を必要とすることが、米国の研究で明らかにされ、インプラントを検討する前に自然歯(natural teeth)を保存するためのあらゆる努力をすべきであることが示唆された。米アラバマ大学バーミングハム校(UAB)のJames ...
今すぐ、ケータイでアクセス!
健康美容ニュースの全ての記事がケータイで読める様になりました!