
春夏は、多くの高齢者が荷物を手に空の旅にでかける季節だが、米国老年医学会(AGS)は、高齢者が安全に空の旅をするには、やるべきことがたくさんあるという。AGSメンバーのSharon A. Branmgan博士は「医師に旅行プランを告げることが重要。飛行機旅行の1~2週間前に済ませば、差し当たり心配されることや、必要な薬剤など、安全な旅行のためのアドバイスをもらえる」と述べている。
Branmgan氏は、搭乗前に高齢者が行うべきこととして、下記のような項目を挙げている:
・すべての必要な薬剤を入手時の容器に入れ、無くしたり、傷つけたりするのを避けるために機内持ち込みの手荷物に入れる。
・医師に以下の内容を書いてくれるよう依頼する:過去や現在の健康上の問題や治療内容すべて;服用中の薬剤名(ジェネリック名も)、用量、用法(注射など)、服用(注射)時間;旅行に携行する薬剤の量。これらの情報を常に携行していれば、緊急の場合に適切な処置を受けられる。
・時差のある地域へ行く場合は、治療薬を服用する適切な時間や方法を医師に尋ねる。旅行中に口にする可能性のある食品が治療薬に影響しないか聞く。
・予防接種を最新の状態にする。海外へ行く場合、特定の予防接種が必要なことがあり、中には出発6週間前に受けなければならないものもある。
・機内は乾燥しているので、飛行中は十分に水分を摂取する。
・飛行機や電車に長時間座っていると、血管(通常は脚)に血栓が形成されて、血流がブロックされる深部静脈血栓症(DVT)になりやすい。これは、特殊な圧迫靴下を履くことで、避けることができる。
・感染症を避けるために、手洗いの励行、アルコール含有の消毒薬を使用する。特に混雑した飛行機や、電車、バスを降りた後や食前には手を洗う。
(HealthDay News 4月6日)
http://www.healthday.com/Article.asp?AID=613905
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