
砂糖入り(sugar-sweetened)ソフトドリンクや果糖の摂取が、男性の痛風リスクの増大と強く関連しているという研究結果が、英国医師会誌「BMJ Online First」1月31日号で報告された。痛風は、血中尿酸値の上昇が原因で発症する関節疾患で、激しい痛みと腫脹を伴う。男性に多く、米国では過去数十年の間に患者数が2倍になったという。
米ブリガム・アンド・ウィメンズ病院(ボストン)のGary Curhan博士らによる今回の研究では、痛風の既往のない40 歳以上の男性4万6,000人以上を対象に、研究開始時に被験者の食物と飲料の摂取に関する情報を収集し、12年の追跡期間中、体重、薬剤の使用、健康状態の詳細を2年ごとに記録した。
追跡期間中に755人が新たに痛風と診断された。痛風のリスクは、砂糖入りソフトドリンクの摂取が月1回以下の男性に比べて、週5-6回摂取していた男性のほうがはるかに高く、1日2回以上摂取する男性のリスクは85%高かった。
この結果は、ボディ・マス・インデックス(BMI:肥満指数として用いられる)、年齢、利尿薬の使用、高血圧、飲酒および食習慣など、ほかの危険因子(リスクファクター)とは独立したものであった。ダイエットソフトドリンクによるリスク増大はみられなかった。
リンゴやオレンジなどのフルーツジュースや果糖を多く含む果物が痛風のリスク増大と関連していることも判明したが、研究者らは、痛風のリスク増大と、新鮮な果物や野菜が健康にもたらす多くの便益(ベネフィット)とのバランスを考えることが必要だと述べている。(HealthDay News 1月31日)
http://www.healthday.com/Article.asp?AID=612230
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