
米国睡眠医学会(AASM)によると、年頭に当たり睡眠を見直すことで、さまざまな健康面での効果が得られるという。
現代人の多くは慢性的な睡眠不足であることが多くの論文で示されていると、米コロラド神経学研究所睡眠障害センター(コロラド州)のRon Kramer博士は述べている。
1日2~3時間の睡眠不足でも長く続けば、事故リスクの増大、疲労による抑うつ症状、運動する活力の不足、脳を刺激する物質の変化による食事量の増加や、塩分や糖分の摂取の増加など、健康に重大な影響を及ぼす可能性があるという。質のよい睡眠を取ることにより、運動する活力も得られ、健康的な食生活のために自制心も働きやすくなると同氏は述べている。
AASMによると、成人は一晩に7~8時間、ティーンエイジャーは約9時間、学齢児童は10~11時間、就学前の小児は11~13時間の睡眠時間が必要だという。以下のような徴候がみられる場合は、もっと睡眠を取る必要がある:
・目覚まし時計がないと朝起きられない。何度もスヌーズボタンを押している。
・運転しながらぼんやりする、居眠り運転をしてしまう。
・眠気を覚ますために1日1杯以上コーヒーを飲む。
・集中力があれば避けられるミスをする。
・忘れっぽい。
・憂うつ、不安、いらだちを覚える。
・頻繁に体調を崩す。免疫システムの強化には睡眠が欠かせない。
このような問題は、十分に質のよい睡眠を取ることで解消できるとAASMは述べている。同学会は、よい睡眠を得るために以下のことを勧めている:
・いつも同じ時間に就寝する。
・リラックスできる睡眠環境を作る。
・毎晩、朝までぐっすり眠る。
・空腹の状態で床に入らない。ただし、寝る前に多量の食物を摂るのも避ける。
・就寝前は、アルコール、カフェインを含む飲食物、興奮作用のある薬剤の摂取を避ける。
・就寝前の6時間は激しい運動をしない。
・寝室は静かで暗くし、少し涼しくする。
・毎朝同じ時刻に起きる。
(HealthDay News 1月1日)
http://www.healthday.com/Article.asp?AID=611163
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