人に隠れて喫煙する人は、用心したほうがよさそうだ。米国の肺疾患専門医が、血中一酸化炭素測定器で隠れスモーカーを見抜くことができ、喫煙が人体に及ぼす影響を患者に示すことも可能だとしている。
喫煙しているか否かは、呼気、血液、唾液などで判定できるが、米ミシガン州の肺疾患専門医のSridhar Reddy博士は、パルス酸素濃度計による検出がより簡便だという。同濃度計は、指先に装着して光波が皮膚を通過する際に血中の酸素濃度を測定する。同氏は、血中の一酸化炭素濃度も測定可能な酸素濃度計を用いた。
研究では、476人の患者を対象に、血液中の一酸化炭素濃度が高い喫煙者をいかに検出できるかが検討された。この機器はヘモグロビン中の一酸化炭素濃度を測定するものだが、一酸化炭素濃度が6%以上の人に絞り込んだ場合には、喫煙者の95%を特定できることが明らかになった。同氏は、喫煙者全員の検出や、喫煙する人を100%正確に示すわけではないが、ライトスモーカーかヘビースモーカーの特定は可能だとしている。
米マサチューセッツ大学家庭医学教授のJoseph DiFranza博士は、酸素濃度計に喫煙者検出機器としての可能性は備わっているが、「無作為化比較試験で効果が確認されるまでは、医師はそれを取り入れるべきではない」と述べている。同研究は、シカゴで開催された米国胸部専門医学会(ACCP)年次集会で発表された。(HealthDay News 10月22日)
http://www.healthday.com/Article.asp?AID=609321
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