
米国女性の63%が、癌(がん)の家族歴がなければ、癌になる可能性は低いと考えていることが、米国産科婦人科学会(ACOG)の委託で行われた調査で明らかになった。ACOGによると、癌になった大部分の人では癌の家族歴はなく、女性において癌の予防や早期発見についての知識と理解の向上が必要であることを浮き彫りする調査結果となった。
調査では、癌について多くの勘違いがあるにもかかわらず、対象となった女性の76%が癌リスクを低減する方法を知っていると回答した。しかし、リスク低減のため何かをしている女性は52%のみで、10%は過去に何もしておらず、17%はライフスタイルの変更が癌リスクの低減につながるとしてもスタイルを変えないと答えた。癌がみつかることを恐れて検診を受けたくないという女性も多く、20%は癌であっても知りたくないと回答した。
定期的な受診が癌リスク低減に有用とする女性は77%であったが、前年に受診した女性は56%、定期的に受診しているか前年にPapテスト(膣粘膜塗抹標本試験)やマンモグラフィーを受けた女性は29%に過ぎなかった。これらの検査については18%が不要、7%が受ける方法を知らない、7%が時間の無駄と考えていた。37%の女性は医師にかかる余裕がないと答えた。
ACOG前会長で米ウィスコンシン大学医学公衆衛生学部のDouglas W. Laube博士は「癌に関する女性の知識には憂慮すべき誤解があることが判明した」と述べている。また、米国癌協会(ACS)のMichael Stefanek氏は、リスクのある女性に注意喚起の必要性を訴えるとともに、米国で1993~2002年に平均1.1%減であった癌死亡率が、2002~2004年には2.1%減に改善したのは癌スクリーニングの向上と早期発見によるところが大きいとしている。
ACOGでは、女性に対し癌のリスクに関連するライフスタイルの理解を深めるために、新しいウェブサイト「Protect & Detect: What Women Should Know about Cancer(予防と発見:癌について女性が知っておくべき事柄)」を10月末に立ち上げるとともに、50歳以上の女性に10年に1回結腸鏡検査を受けることを勧める新しい大腸癌(結腸直腸癌)スクリーニングのガイドラインを作成した。
ただし、結腸鏡検査の奨励に対しては、別の専門家は、大腸癌の家族歴や既往がある女性以外では、バーチャルCT結腸鏡検査、便潜血検査やS状結腸鏡検査などの方法もあるとしている。(HealthDay News 10月26日)
http://www.healthday.com/Article.asp?AID=609477
Copyright © 2007 ScoutNews, LLC. All rights reserved.
歯のインプラント治療は、歯根管(root canal)治療に比べてより多くの継続治療(follow-up treatment)を必要とすることが、米国の研究で明らかにされ、インプラントを検討する前に自然歯(natural teeth)を保存するためのあらゆる努力をすべきであることが示唆された。米アラバマ大学バーミングハム校(UAB)のJames ...
今すぐ、ケータイでアクセス!
健康美容ニュースの全ての記事がケータイで読める様になりました!