糖尿病患者の血糖値を呼気検査で簡単に調べる方法が開発される可能性が、米カリフォルニア大学アーバイン(UC Irvine)校の研究で示された。
英BBCニュースによると、大気汚染を調べるために開発された化学的分析技術を用いた研究の結果、1型糖尿病患児の血糖値が高いとき、呼気に含まれる硝酸メチルの濃度が通常の10倍近くなることが判明したという。
硝酸メチルは、血糖値の上昇により生体組織が損傷した際に生じる副生成物であると考えられている。この研究は、米国科学アカデミー発行の「Proceedings of the National Academy of Sciences(PNAS)」オンライン版に9月25日掲載された。
「現在のところ糖尿病の呼気検査は存在しないが、今回の研究から、何百万人もの糖尿病患者にとって有用な非侵襲性の検査が開発できる可能性が示された」と、研究を行ったPietro Galassetti博士はBBCニュースに語っている。(HealthDay News 9月28日)
http://www.healthday.com/Article.asp?AID=608634
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