1日にわずか20分の瞑想(めいそう)を5日間行うだけで、活力がアップし、不安やストレスが軽減することが、ストレスホルモン値を測定した米国の小規模研究で明らかになった。
研究は、大学在学中の中国人学部生40人を、伝統的な東洋(中国)医学由来のいわゆる心身統合瞑想法(integrative body-mind training method)群または西欧で人気のリラクゼーション法群に割り付けて実施した。
その結果、統合瞑想法群では、リラクゼーション法群に比較してストレス検査の葛藤スコアの改善が顕著で、不安や抑うつ、怒りのレベルが低いことが明らかになった。また、統合瞑想法群では、活力レベルが高く、疲労度が低く、ストレスホルモンのコルチゾール値は大きく減少し、免疫反応性も向上していた。
心身統合瞑想法は、1990年代に開発され、1995年以降中国で研究されてきた。今回の研究を実施した米オレゴン大学認知・決定科学(Cognitive and Decision Sciences)研究所心理学教授のMichael Posner氏は、中国の4~90歳までの数百人を対象とした研究結果では、この瞑想法で感情や認知活動、社会行動が改善できることが示されているとしている。
Posner氏はしかし、同じ瞑想法が米国でも効果がもたらされる確信はないという。「中国人学部生におけるプラスの効果は示されているが、文化に特有なものかもしれない。ただし今回の研究で、瞑想法によってストレスホルモン値が変化することが示された」としている。
研究結果は「Proceedings of the National Academy of Sciences」10月11日オンライン版に掲載された。(HealthDay News 10月11日)
http://www.healthday.com/Article.asp?AID=608922
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