ジム通いに熱心な多くの人が、運動前後に欠かさず行っているストレッチ。しかし、このストレッチが筋肉痛の予防に効果のないことが、オーストラリアの研究で明らかになった。
研究者らは、被験者10~30人を対象に実施された10件の研究結果を再調査した。10件中9件は実験室での設定で実施され、ストレッチを行った時間は40秒~10分とさまざまだった。筋肉痛の評価に100ポイントのスケール(尺度)を用いて評価した結果、運動前後のストレッチによるメリットは、100ポイント中1ポイント以下というわずかなものであった。
研究著者でシドニー大学理学療法学科のRobert Herbert氏は「データは驚くほど一致していた。得られたエビデンス(証拠)からは、運動の前後に行うストレッチは、健康な若年成人の筋肉痛予防にはならないことが示唆された」と述べている。
しかし同氏らは、柔軟性の低下した人でのストレッチ効果の有無については、さらなる研究が必要だとしている。研究結果はCochrane Library Newsletter」10月17日号に掲載された。(HealthDay News 10月18日)
http://www.healthday.com/Article.asp?AID=609199
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