季節性アレルギー患者の約3分の1が、口腔アレルギー症候群(OAS)に罹患する。この口腔アレルギー症候群は、草木から季節ごとに飛散して空中浮遊する花粉蛋白(たんぱく)質と、新鮮な果物や野菜に含まれる類似蛋白質との交差反応により発症する。
米国アレルギー・喘息・免疫学会(AAAAI)によると、「花粉・食品症候群」として知られるOASの一般的な症状は、新鮮な果物や野菜、その他特定の食品の摂取直後に発生する、口、舌、喉(のど)のかゆみ、刺痛、腫れなどで、中に、重篤な喉の腫れや全身性反応を示すケースもある。
ブタクサ(ragweed)アレルギーの人は、バナナやキュウリ、メロン、ズッキーニ、ヒマワリの種、カモミールティーで、また、カバノキ(birch tree)の花粉にアレルギーのある人は、モモ、リンゴ、ナシ、サクランボ、ニンジン、ヘーゼルナッツ、キウイ、アーモンドの摂取で発症する。これらの食物を調理することでアレルギー反応を回避できる場合が多い。
AAAAIは、下記の項目に当てはまるようであれば、アレルギーや免疫の専門医に相談するよう勧めている:
・ 生の果物や野菜を摂取すると口がかゆくなる。
・ 食品や添加物による有害事象が認められ、摂取する食品を制限している。
・ 鼻炎が重篤、もしくは長引いている。
・ 鼻ポリープがある。
・ 喘息などが併発する、もしくは再発性の副鼻腔炎がある。
・ 生活の質(QOL)や日常動作機能を阻害する症状がある。
・ 治療薬の効果が得られない、もしくは有害作用(副作用)がみられる。
・ 小児でアレルギー性鼻炎がある。免疫療法で喘息の発症が回避できることもある。(HealthDay News 8月30日)
http://www.healthday.com/Article.asp?AID=607439
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