「満月と事故傷害リスクの増加には関連性がある」という考えが広く信じられているが、オーストラリア政府の研究者が2000~2004年に同国で発生した50万件の産業事故を分析した結果、両者につながりのないことが明らかになった。
研究期間中の職場における事故発生件数は、1日平均415件。AP通信によると、満月日の事故数は実際には385件と減少していたが、統計的な有意差はなかった。
研究者らが今回の研究を実施した理由は、満月は何らかの形で事故リスクを上昇させるという考えが根強く残っているため。研究の中には、満月は「生物学的潮汐(ちょうせき:潮の干満)」に微妙な影響を与えることでヒトに作用するとしたものもあった。
今回の研究では、月の軌道が地球に最も近づいた日の職場での事故日数に関しても、統計的に有意な増加はなかったとしている。
(HealthDay News 8月1日)
http://www.healthday.com/Article.asp?AID=606943
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