就学児童・生徒たちは、新学期が始まる前に、夏休み中の睡眠習慣を元に戻す必要がある。米国睡眠医学会(AASM)の専門医は、それができなければ睡眠不足は必至で、学業に影響が出ると忠告している。
米テキサス小児病院(ヒューストン)小児睡眠専門医でAASM役員のDaniel G. Glaze博士によると、就寝時刻の前倒しは容易ではなく、一度(遅寝の)スケジュールが身についてしまえば、それを変えるには数日から数週間を要する。そして、新学期最初の数週間は、多くの小児や10代の若者は適切な睡眠時間が得られなくなるとしている。
米フロリダ睡眠研究所(スプリングヒル)のWilliam Kohler博士は、小児や10代の若者は成人より多くの睡眠時間を必要とし、慨日(サーカディアン)リズムも混乱しやすいという。彼らに必要な良質の睡眠時間は1晩に9~10時間。同氏は「学業成績は前夜の睡眠量で決まる。規則正しく十分な睡眠を取る子どもは成績が良く、勉強に前向きで、友人や教師と良いかかわり方ができる」と述べている。
AASMは、小児や10代の若者が良い睡眠を取れるよう下記の助言を行っている:
・ 就寝前の日課を一貫して守る。
・ 就寝時刻にはリラックスできる環境を整える。
・ 就寝前は、カフェイン含有飲料や食品の摂取、覚醒作用のある薬剤の服用を避ける。
・ 宿題やテスト前の一夜漬けで遅くまで起きていてはいけない。
・ 空腹のまま寝てはいけないが、満腹でもいけない。
・ 就寝6時間前以降は激しい運動はしない。
・ 寝室は静かで暗く、涼しめにする。コンピューターやテレビは置かない。
・ 毎朝同じ時刻に起床する。
(HealthDay News 8月18日)
http://www.healthday.com/Article.asp?AID=607084
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