入れ墨(tattoo)を入れようかどうか迷っている人に対し、入れた後に除去する際の費用や苦痛について一度考えてみることを、米国の専門家が勧めている。米ミシガン大学ヘルスシステムの皮膚科医Jeffrey Orringer博士によると、入れ墨を入れた5人のうちほぼ1人は、後年になって除去を検討するという。
米国皮膚外科学会(ASDS)は、入れ墨は、認可を受けた施設で行い、後の除去が容易なようにシンプルなデザインを選び、職場では衣類で隠せる部位に入れることを助言している。一般的ではない部位や敏感な部位は、瘢痕(はんこん)化しやすく、除去はより困難になる。
同ヘルスシステムの専門家は、入れ墨の除去を考慮している人は、下記項目を理解しておくべきだとしている:
・ レーザーを使用することで、無傷、あるいはわずかな傷で入れ墨を目立たなくできる。
・ 入れ墨は、入れるよりも除去するほうにより多くの時間(費用や不快感も)を費やす。すべてを消し去るには6~12回の施術が必要となる。
・ 足首、手、指など、入れ墨の除去がより困難な部位には行わない。
・ 色数が少なく、単純なデザインの入れ墨は容易に除去できる。
・ 濃い色は淡い色に比べ除去が容易である。白を混ぜた色も除去が困難である。
処置の選択肢は、Qスイッチ(quality -switched)という最も一般的な方法を用いたレーザー処置、外科的除去、皮膚を研磨する皮膚剥離術など。
レーザー除去によるダメージは小さな創傷ほどのものだが、施術後は、かさぶたの形成や出血が発生することがあり、感染、瘢痕、皮膚変色のリスクもわずかだが残る。(HealthDay News 7月22日)
http://www.healthday.com/Article.asp?AID=606126
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