米国では、年間約5,400万人が精神疾患にかかるといわれるが、患者の中には、疾患に対する偏見から治療を求めるのをためらう人がいるという。
米Menningerクリニック(テキサス州ヒューストン)が、メンタルヘルス月間(5月)の一環として挙げた、精神疾患の俗説トップ5は下記の通り:
・俗説1―弱い人間が精神疾患になる:実際、パワフルな著名人の多くも、うつ病などの精神疾患で苦しんだ経験を持つ。助けを求め、治療の決断をすること自体、強くなければできない。
・俗説2―精神疾患は薬物療法で治癒する:薬剤は症状の管理には役立つが、治療過程の一部に過ぎない。精神疾患の治療過程には、疾患の原因となるような因子を患者がより理解できるようにする治療も含まれる。
・俗説3―精神疾患の人は、その気になれば「すぐに回復」できる:このように考えるのは、風邪や糖尿病、高血圧症、その他の身体的疾患がある人に「早く回復しろ」と言うのと同じことに相当する。
・俗説4―子供は精神疾患にかからない:1999年の米国公衆衛生局長官報告書によると、実際には、米国の青少年の10%が、日常生活に重大な影響を与えるような重篤な情緒障害や精神障害を経験している。
・俗説5―精神疾患は治癒しない:米国精神障害者家族連盟(NAMI)によると、薬物療法と心理療法やサポートを組み合わせることで、70~90%の患者の症状が軽減し、生活の質(QOL)が改善している。(HealthDay News 5月25日)
http://www.healthday.com/Article.asp?AID=604527
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