ランニングマシン上を歩きながらコンピューターで仕事ができるように作られた「ウォーク&ワーク」デスクを使えば、肥満患者が1年で最大66ポンド(約30kg)まで体重を落とすことができるという研究結果が、医学誌「British Journal of Sports Medicine」オンライン版に5月15日掲載された。
この縦型デスクは、米メイヨークリニック(ミネソタ州)の研究グループがデザインしたもの。H型のスチール枠にゴム製の固定車輪が4つ付いており、ランニングマシン上に容易に移動させることができる。調節可能なアームでコンピューター、キーボード、マウスを支える。
今回の研究では、肥満患者15人について、このデスクを用いた場合と従来のデスクで座っていた場合とのエネルギー燃焼量を比較した。座っているときのエネルギー燃焼量は1時間当たり平均72kcalであったのに対し、「ウォーク&ワーク」デスクを使用した場合は1時間当たり191kcalであった。1時間の歩行距離は1マイル(約1.6km)相当であった。
肥満患者が1日2~3時間このデスクを使えば、エネルギー消費量を1時間につき100kcal増やすことができ、1年で44~66ポンド(20~30kg)の減量効果が見込めると著者らは述べている。被験者によれば、このデスクは使いやすく、通常どおりに仕事ができたという。(HealthDay News 5月15日)
http://www.healthday.com/Article.asp?AID=604625
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