歯科での一般X線検査が、女性の骨粗鬆(しょう)症のリスクを特定する上で鍵となることが、米ニューオリンズで開かれた国際歯科研究協会(IADR)年次集会で報告された。英国の研究チームが、新しく開発された歯科X線検査から得られた骨の情報を分析するコンピュータプログラムを活用、この情報が体内で骨損失の生じている部位を明らかにするという。研究は、医学誌「Bone」にも掲載の予定。
骨粗鬆症は、骨がもろく、骨折しやすくなる疾患で、世界で中高年女性4,500万人が罹患している。健康な骨は形成と吸収(破壊)のバランスが保たれているが、閉経後は、吸収が形成を上回るようになり、骨の損失につながる。研究によると、骨粗鬆症の罹患率は女性の年齢とともに上昇し、50代で15%、60代22%、70代38.5%とされている。しかし、広範なスクリーニング検査は費用を要し、実施が困難なことが現状。新しい手法は、歯科医師に余計な費用や時間の負担をかけない。
報告者のマンチェスター大学歯学部のHugh Devlin氏は、同大映像工学・生物医学工学部が開発したプログラムを用いて、歯科X線検査の画像をもとに、骨の厚さや断片化など骨のパターン特性を分析した。
ヨーロッパの医療センター4施設において、平均55歳の女性651人を対象に、まず、従来の骨密度(BMD)測定法で、被験者の大腿(たい)骨、股関節部、脊椎の骨量を測定、さらに、歯科X線検査画像から、特定のタイプの骨を撮像した細かな部位が分析された。その結果、歯から入手した情報で、従来のBMD測定法と同等の骨粗鬆症リスク予測が可能であることが明らかになった。
Devlin氏は「受診者は、X線画像と臨床情報をもとに、股関節部や脊椎に骨粗鬆症がある可能性を告げられる。X線画像情報は、“下顎骨の皮質の幅”から得ている」と説明している。(HealthDay News 3月22日)
http://www.healthday.com/Article.asp?AID=602972
Copyright © 2007 ScoutNews, LLC. All rights reserved.
目に異物が入ると、ただでさえ嫌な刺激があるが、それを取り出そうとするとき、さらに目を傷つける危険性がある。米国国立医学図書館(NML)のサイトでは、ほこりやまつ毛、その他小さな異物を、目を傷つけずに取り出すために、下記のような方法を勧めている:・手を丁寧に洗い、明るい部屋で鏡を見ながら目の中を調べる...
今すぐ、ケータイでアクセス!
健康美容ニュースの全ての記事がケータイで読める様になりました!