赤ちゃんが生まれた際に、すぐに臍帯(さいたい)を切断せずに、少なくとも2分間時間をおいて切断することにより、血球算定値や血中鉄分レベルを高められることが、カナダの研究で明らかになった。
妊娠中、胎児と母親をつなぐ臍帯は、先進国では出産直後に切断される場合がほとんどだが、そのタイミングは議論の対象となっており、正式なガイドライン(指針)は存在していない。米国医師会誌「JAMA」3月21日号掲載されたマクマスターMcMaster大学のEileen K. Hutton氏らの研究は、過去に実施された満期産の新生児において、早期(出産直後)と後期(時間を置いた)との臍帯切断を比較した臨床試験をメタ分析したもの。
分析の結果、時間を置いた臍帯切断により、赤ちゃんの血球算定値や血中鉄分レベルが改善され、貧血のリスクが低減していた。その一方で、赤血球が過剰に増加する赤血球増加症が一部に認められたが、短期的なものであったという。
最近のレビュー研究では、臍帯切断を遅らせることで、輸血の必要性が減少し、出血リスクの低下を示すもの、早期か遅延のどちらかのタイミングがもう一方より優れていることを証明できないとするもの、さらに数件の研究で、わずかに遅らせることで、早産児に効果があることを示すものがあるが、これらの研究は今回のメタ分析には含まれていない。
臍帯切断を遅らせることの妥当性について専門家の意見は分かれている。米マイアミ大学医学部産科婦人科准学科長のSalih Yasin氏は、遅延させることに実用的な意義はないとしているが、米テキサスA&Hヘルスサイエンスセンター小児科准教授のCheryl Cipriani氏は「遅延により、鉄分貯蓄がよくなり、貧血傾向がより低くなるため、小児科医にとっては重要なことである」と述べている。
Yasin氏は「よい研究であり、予想外の展開や難解な箇所のある、骨の折れる分析作業であったことは察しられるが、臍帯切断は遅くても早くても、つまるところ明らかな害も有益性もないというのが現段階での結論であろう」と述べている。(HealthDay News 3月20日)
http://www.healthday.com/Article.asp?AID=602936
Copyright © 2007 ScoutNews, LLC. All rights reserved.
妊娠中は、いかなる化学物質にも曝露しないよう注意しなければならないが、それにはヘアカラーやトリートメント剤も含まれる。米国妊娠協会(APA)は、妊婦がヘアケア製品を使用する際の注意事項として、下記のようなガイドライン(指針)を示している:・縮毛矯正、脱色、パーマ、カラーリングなどのヘアケア製品は、妊...
今すぐ、ケータイでアクセス!
健康美容ニュースの全ての記事がケータイで読める様になりました!
たくさんのお客様へ”美しくなる喜び”を伝えてください。未経験者大歓迎、充実の研修制度があるから安心です。