健康美容ビジネス日記
林 順之亮ブログ

純広告崩壊

毎度申し上げていることがある。

編集長の受け売りだが、12年前と比べ1人辺りの広告量は『637倍』との話だ。

テレビのチャンネル数は増え、街を歩けばトラック、食事すればトレイやコースター、トイレットペーパーにまで広告が掲載されている。

中でも、フリペやモバイルの台頭は既存の媒体を次々と駆逐し、そのシェアを奪奪っている。

限られた人口に対して媒体数が増えた訳だから、テレビの視聴率同様『反響が落ちている』のである。

当然ながら選ばれない広告がある。それは『純広告』だ。

ユーザーにとって手前味噌な企業の売り込みより、愛用者、先駆者の声、つまりユーザー側の情報にしか耳を傾けないからだ。

ユーザーにとってハードランディングなマーケティングは崩壊し、ソフトランディングな時代に突入したということだ。

就活でいえば完全に買い手市場な訳だから、ハードルの高いオファーは受け入れられる筈がない。

こんな簡単な理屈が解らない会社は既に破綻しているのと同じであり、それを見抜けない人がそこに就職すれば、共に海の底に沈んでいくは必然となる。

直球派はとっくに通用しない時代であり、技巧派とどんなに断られてもゾンビのように生き返ってくる豪速球投手のみ生き残れるのではないだろうか。

銀座みゆき通り(CHANELの向かい)の一等地に2億円でクリニックが開業される。



完全会員制で高級ホテルと組んでVIPクラスな定員300人が開業前に集まった。月会費10万円×300人=3000万で安定経営だ。

患者に何か問題が起これば、大学病院の教授クラスが名医に紹介状を書き、通常の治療は点滴だけで、何かあれば地域のクリニックに患者を紹介するため、競合に喜ばれ、自由診療だから保健所にも医師会にも喜ばれる仕組み。

更に別の病院では、複数の製薬会社が数億円ずつ出資、数十億集めて病院を新設。

複数の大学病院の教授クラスが出入りし、被験者で研究ができる医師にとっては有難い空間を創る。

なぜ製薬会社が数億も出したのか。それは、複数の大学病院教授が一同に介するクリニックで、MRが新薬を説明紹介するすべての利害を合致させたのである。

『純広告崩壊』とは、水平思考時代の到来でもあり、垂直思考の崩壊ともいえよう。
 
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