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2013年07月22日
■パラダイムシフト

弊社では、インターンシップ学生による事業開発や、社内事業開発コンペジションを行っているが、発想の糸口として参考までに説明しておきたい。

表題は、天動説から地動説、年功序列から能力主義と、既にある概念をシフトさせること。
これをマーケティング用語に置き換えると、既にあるニーズに新たな切り口でニーズを喚起させることで、これが安全且つインパクトもデカいので、咀嚼して欲しい。

つまり、安定したニーズがある訳だから、ライフサイクルの息が長いマーケットに新しいパラダイムを起こす方が事業リスクが低いし、誰もが理解できるから株価も上がりやすいというメリットもある。

パラダイムシフトの事例として典型的なモデルは『ブックオフ』。
古本屋という衰退産業とはいえ、読み終えた本を換金したいというニーズは本屋がある限りなくならない。
これを質の高い接客とクリーニングによってニーズを喚起した。

ボーリング場という衰退産業に、
スポーツフィールドとゲームセンターをくっ付けただけの『Round1』はどうだろう。
遊び場を無くした子供達の身体を動かしたいニーズを喚起したのではないだろうか。

髪さえ切れればデザインより安い方がよいというニーズを喚起した1000円理髪店。

一般的な採用ニーズに応える求人サイトに、
『祝い金』による成果報酬スキームでアルバイト市場を喚起させたリブセンス。
僅か十数億の売上で東証一部に上場する様を見ても、既存ニーズに参入することは破壊力はあるのだろう。

合コンを数百対数百というメガ合コンにシフトさせたことで、
街コンというニーズを喚起した訳だが、KSFは二人一組というルールをつくったこと。
『あの子に誘われたから仕方なく』という大義付けが日本人に合致し、店舗側の集客ニーズ、過疎化、少子化対策も重なりブームとなった。

最近のマイブームは、フィットネスとダイエットという安定ニーズに、マンツーマントレーニングと食事指導で急成長のライザップだ。
三ヶ月で50万、時単22000円という金額を『返金保証』という伝家の宝刀でニーズを喚起。
大枚払うことで、背水の陣でダイエットに臨むマーケットがあるのだと感動した!

お墓という墓石、ランニングコスト、墓参りという労力を回避する新たなモデル、海洋散骨が流行っているというからビックリ!!
後世に迷惑をかけたくない需要(笑)なのだろうが、高齢化に伴う埋葬需要は想像の限りではないだろうか。

回線をフリーミアム化したSkypeやLINE、スーパーを24時間化し利便性を上げたコンビニ、喫茶店→カフェ(スタバなど)、ビール→ノンアルコールビールと、そうした目線にすると、今成長している事業の大部分は既存パラダイムをシフトさせたモデルであることがお分かりいただけたと思う。

これらの目線でパラダイムシフトを考え、あとは取捨選択するうえで、マーケット規模、需要頻度、単価、GDPなどでポートフォリオに描きながら具現化していただきたい。

ポータブルメディアの躍進によって、大手のバジェットも、マス神話からネット広告に大きな予算シフトが行われており、医薬品ネット販売の規制緩和なども更なるカンフル剤となるだろう。

投稿者 Kenkou : 18:48