髪元気という養毛剤が登場した。
『薄毛』は治らない。というのはひと昔前の話で、今はプロペシアを筆頭に、『生える』『留める』養毛剤が登場してきた。
この髪元気が画期的なのは、炭酸泉とのコラボレーションである。
髪は角質層が変化してできたもので、髪の主な成分は蛋白質で約20種類のアミノ酸によってできており、髪の毛自体は生きた細胞ではないため一度ダメージをうけると簡単に修復することはできない。
髪の生成には頭皮から栄養分をもらって行うが、必要な栄養分が不足したり、頭皮の血行が悪くなったりすると髪が正常に生えなくなり抜け毛の原因になるわけだ。
さらに、発毛は毛根で行われており、毛根には毛球という部分があり、毛球にある毛母細胞が分裂し、成長することで髪となる。
そのためには、毛母細胞に十分な栄養が行き届かないと発毛できなくなるので、栄養を送る頭皮の毛細血管の役目は非常に重要なのだ。
よく育毛効果のために頭を刺激するマッサージがあるが、これは頭皮の毛細血管を刺激して血行をよくするため。
この髪元気は、これらの育毛効果を上げるため、炭酸が機能するというわけだ。
人間の皮膚から体内に入れるガスは『炭酸』と『サリン』この二つしかなく、当然無害なのは炭酸だけ。
つまり髪元気は、炭酸の血行促進力と浸透力を使って、通常の養毛剤が入り込めない領域まで浸透し、血行促進によって活性化する発毛を更に補ってくれるのである。
市販されている養毛剤は、個々に理にかなった成分が配合され、それぞれに効果が出そうな気がするが、他社が垂直思考で開発してきたのに対し、髪元気は炭酸の修練作用を使うこれまでにない発想の勝利と言えよう。
クリニック(皮膚科)の薄毛治療では、血行促進剤とアレルギー抑制剤と養毛剤のみ。
そう考えると、上記が現代医学の対症療法だとすれば、髪元気&炭酸のコラボレーションは、最先端の根治療法なのかもしれない。

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