2年で350億。
全米市場というより世界市場最高の成長率と、
今最も注目されるビジネスモデルである。
それ以外に注目するべきは『アゲンストスキーム』であるということ。
つまりグルーポンはリーマンショック後、
世界経済が落胆の中で産声をあげ、
強烈な逆風にも影響を受けないスキームだということ。
商売には『繁忙期』もあれば、反対の『閉散期』もあり、
その苦しい時期、苦しい時間も家賃や人件費は容赦なく襲ってくる。
社員を遊ばせて人件費がかかるなら、
値引きしてでも稼働率を上げたい、
このスキームが当たるのは必然、
偶然というか幸運なのはSNSやツイッターという
『ソーシャルメディア』とグッドマッチングしたことだろう。
日本初のグルーポン型サイト『PIKU』を客観的に検証してみたら、
以下のような傾向が見えてきたので、
参入を検討している皆さんのために紹介しておこう。
●どんなクーポンが売れたのか?
【図1】
(画像クリックで拡大)

DVD、レストラン、アイスクリームクーポンは売れたが、
居酒屋、婚活パーティークーポンは売れなかった。
●売れたクーポンはどこが違ったのか?
【図2】
(画像クリックで拡大)

元々安いモノをより安くしたクーポンが売れた。
●売れる割引率は一体何%からなのか?
【図3】
(画像クリックで拡大)

55%以上割引したクーポンが売れた。
●米国では何が売れているのか?
【図4】
(画像クリックで拡大)

『観光』『脱毛』『スパ』は売れたが、
「婦人服」「演劇」「バー」が売れなかったらしい。
●どんな時期に何が売れたのか?
【図5】
(画像クリックで拡大)

リリース後、5週間はどんなクーポンも売れなかった。
競合がない時は売れたが、競合が出てきたら売れ行きは落ちた。
※これらの傾向から判ること
『使う可能性が高いクーポンが売れる』
『ユーザーは複数のグルーポンを巡回、比較検討して購入を決定している』
『デパート型でもひとり勝ちにはなり競争力を失う』
『専門店型で生き残るなら狭く特化する』
得意なBtoBマーケットに参入するもよし、
欲しいセグメントに参入し2ステップ訴求もある。
そもそも、60%近い割引というだけでも優良な商品を、
在庫リスクを抱えることもなく、
ユーザー同士がそれ欲しさで100近い客を集めてくれ、
その割引商品の売上額が先にグルーポンに支払われてから、
その割引商品の売上を折半できる。
こんな美味しいビジネスモデルは他にはないだろう。
情報提供元【榊原ビジネス総合研究所】
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