表題は建築で例えられる言葉だが、ビジネスモデルではBOOK・OFFなどが有名。
スクラップ&ビルドモデルとは、既存衰退モデルに変化を加えることで、新たな成功曲線を描くこと。
『ヒト・モノ・カネ・技術・資産』が、数年、数十年に渡って積み上げられているわけだから、ゼロから創り上げるビジネスモデルより圧倒的に有利であることが多い。
例えば、クレジット会社が数百万人の顧客という資産を持っているのに、それ以外に収益構造を持たない場合、保険会社とコールセンターと組んで既存客にアップセルをかけるなどはよくある話。
我々は『SEO音痴』な波の孤島状態のサイトを買収、リメイクモデルを生業としている等々、皆さんの視点でスクラップ探しをしてみると如何だろうか。
バリバリのデジタル企業をスクラップと見ることもできる。このような企業は『営業力』がない場合が多く、営業組織と合体することで新たな成功曲線が描けるのだ。
例えば『お役所』でお決まりの『●●だより』などの会報誌があるが、あのような一見地味な冊子でも、市役所や区役所辺りになると年間数千万円となる。
その数千万円を全額肩代わりし、広告費で収益を得るという、新たなビジネスモデルを導入し大成功している企業がある。
簡単に言うと、編集印刷費と顧客を『ブツブツ交換』しただけなのだが、お役所という所は公平性を重んじ入札制となっている常識を『FREE』モデルで覆しただけでなく、役所という巨大組織の性質(石橋叩く)を理解し、好事例による横展開戦略をとっている。
画像は井草出張所だが、至るところに冊子設置場所があり、これらを一企業が開拓しようと考えると、印刷費数千万の方が遥かに安いというわけ。
マインドマップ的には『お役所』=『公平性』=『保守的』=『アナログ』=『成功より失敗が嫌』=『入札制』=『無料』=『前例』=『仕分け』=『公益性』、このように思考することで戦略と戦術が見えてくるのだ。
我々は大学生協をビルド化してきたが、更に大学全土をメディア化する構想がある。
皆さんの周りのスクラップ、よ~く見るとお宝に見えてきませんか。

トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.e-expo.net/mt/mt-tb.cgi/1019


