ボクシングの世界で右ストレートは一撃必殺でノックアウトできる最強のパンチとされている。
この一撃必殺の武器を持つボクサーに限って打たれ弱いということをお話したい。
おそらく深層心理の中に『虚栄心』が強いのだろう、打たれることを恐れるが余り、打たれる前に倒すことばかりの考えが占有しているのだろう。
KO選手は派手さがあり、観ている分にはスター性があり他人事だと楽しいが、やはり脆いメンタリティーが心配だ。
会社組織にも、スター性を兼ね備えた右ストレートを持った人間がいる。彼らは弱さを隠すために右ストレートを研く。
アピールする必殺技があるのだから、黙っていても目立つのに、自身の内面の弱さを隠したいからか、やたらに右ストレートをアピールしてしまうのだ。
ここで自覚して欲しいのは、右ストレート型人間にも二通りいるのだ。
つまり、一発放てば絶対に立ち上がれないほどの『カリスマパンチャー』は極々一握りだということを。
それを勘違いしると『虚勢』だけが周囲に目立ち、気付かないのは自身だけという何とも惨めな状況を招き、一旦虚勢を張り出すとなかなか『謙虚』にはなれないからである。
斯く言う私も自身の右ストレートを過信し、挫折を知ることで謙虚になれ、右ストレート以外の武器を複数身に付けなければならない。
自分だけでは何もできないと心から感じることで、他人に寛容になれ、他人の能力も自分の能力と思うことができるようになってから、組織が拡大してきた経験がある。
自分のウ●コの臭いは我慢できる、自分の赤ちゃんのも我慢できる。
だが、他人のは我慢できないのは何故なのか、『それは愛がないからです』と戦友が言っていたが、まさにそのとおりだ。
能力だけで組織の中で昇進する人はいるが、能力だけで自分で組織を創ることはできない。
私は謙虚な部下のメンタリティーに学び、癒され、助けられることばかりである。
『日本最強のNo.2』
Bに徹する鳩山さん、組織として大いに結構ではないだろうか。
『誰かのため』という気持ちが、闘う心を育むのだと思う。


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