新卒の会社説明会を行ったが、普通なら内定が出ていてもおかしくない学生に、『今まで何社くらい受けましたか?』と訪ねると、制作系で30戦0勝、営業系で80戦0勝と、バブル世代の私は聞いているだけで心が折れる思いである。
彼らから、『戦後最大の大不況』であることを改めて再認識させられた。
私の座右の銘は『楽勝』、狼でなく『羊でも売れる』スキーム、『羊でも作れる』商材で戦略勝ちできるよう日々模索してきた。
つまり、売手市場でも人材難に陥らないよう、『羊ちゃん集団でも黒字化』できる構造を目指しているのだが、やはり即戦力な狼がゴロゴロいる求人市場だ。魅力的なのは狼であり、無意識に羊ちゃんを避けてしまうのは仕方のないことである。
中途市場でも応募者数は通常の3~5倍はあり、優秀な人材の離職理由は決まって『倒産』か『上司との人間関係』だ。
さて、求人市場に影響されないよう安定した買手市場を構築するには、『点』と『点』を繋げて『線』にして『面』を創り、その面を『繊維』状にするが理想。
つまり、大きな、あるいは安定した事業基盤を創るためにいくつも必要なことがあれば、それ単体『点(事業素材)』の創業期には狼を投入し黒字化させながら、その点を繋ぎ『線(実績)』にすることで、狼と羊合わせれば黒字化が可能となる。
この線を複数繋ぎ合わせれば、『面(信頼・ブランド)』となり、羊でも即黒字化させられるため、人材難に左右されない買手市場体質が可能となるのだ。
補足すると、羊たちには鍋蓋を売る力はないため、参入障壁の低い(50万前払いではなく、月々2万円いつでも解約可)商材なら入社翌月から黒字社員になれるため、過信した兎タイプより、コツコツ亀さんタイプのほうが安定した組織になるだろう。
このことに気付くのに起業して15年を要したが、皆さん想像して欲しい。脚力の弱い今の若者たちに、根性論で下りのエスカレータを逆行させるより、『上りのエスカレータ』を築き上げることこそ、早い段階で印税生活に入れるとは思いませんか。
『原因』と『結果』の法則ではないが、欲する結果に辿り着くには、相応な通り道を選ぶ目(知識)が必要である。

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