23才女子社員の日報だが、何故か彼女の文章は刺さる。
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週末、マイケルジャクソンの映画を見に行った。
前評判も非常に高く、私もマイケルは大好きだったけど、今回の映画はツアーの舞台裏をまとめただけだし、正直、そこまでの感動は期待せずに行った。
行った・・・ら、
たまげた。
画面のマイケルにくぎづけ、ずっと鳥肌たちっぱなし、つばを飲み込むのもはばかられるくらい、2時間半もの間、私は感動しつづけていた。
マイケルの何が凄いって、50歳という年齢に関わらず、アレだけの声量(本人は軽く歌っている)キレキレのダンス、身のこなしももちろん驚異的だが、私がこの人は凄い人だと感じたのは、マイケルのスタッフに対する的確な指示の出し方と、ツアーのテーマは『愛』であるという一環してぶれないメッセージだった。
若いダンサーから、ベテランの技術者たちまで、沢山のスタッフと次々に接するマイケルだが、何かを相手に伝えるとき、時には自ら踊ってみせ、口ずさみ、肩をたたいて励まし、絶対に声を荒げたりせず、かといって甘えたり、媚へつらったりするのでなく、相手がどんなに若くても敬意を払いながら、相手が判るまで説明していた。
頭がいい人ほど、対峙する相手に敬意を払いながら、相手が一番判る説明を瞬時にできる。
頭が悪い人ほど、相手をはなから馬鹿にし、訳のわからない言葉をぶつけて、相手が反論すると逆ギレする。
ステージの上のマイケルはとても余裕があるように見えたが、同時に何倍も身体と頭を動かし、広い視野で舞台全体・世界全体を見ていた。
そして過去では、仕事でだれよりも結果を出して、誰よりも経験を持っている。
私は『オーラがある』という抽象的な言葉が嫌いだが、彼には確かに『オーラ』があった。
他者を納得させる力。惹きつける力。
経験で、言葉で、身体で、行動で。
画面から、これでもかというオーラを放ち続ける人間・マイケルにただただ圧倒された。
誰よりも腰がひくく、接する他人への敬意を忘れず、その一方で自分に妥協せず、仕事に妥協せず、誰よりも結果を追い求め、誰よりも努力し、誰よりも意思を持っている。
マイケルの姿勢に、心を打たれた。
私もこういう風に生きよう。と思った。
土曜日にはそう思っていたのに、目の前で起こったことに振り回されて、すぐに感情的になるのが私の本当に悪いところだ。
少し視野を広げて考えて見れば、まったくしょうもないことだったりする。
もう一度、マイケルの姿勢を目指す。
他人の言動でいちいちいらだったり、同じレベルで腹を立てたりするのをやめよう。
下を見るんじゃなく、上を見るのだ。
高みにいる人たちに少しでも近づきたい。
これを書いているうしろで、ラジオからマイケルが流れている。
明日もがんばろう。
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私には尊敬する上司もいるし、尊敬する部下もいる。
子供にも、部下にも、戒められる日々だが、なんだかとても穏やかな気持ちだ。
※この頃のマイケルかっこいいね。

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