末っ子女子社員が「体験型ギフト」のビジネスをと提案があった。
ギフトとしてモノを贈るのではなく、『コト』を贈る、例えばホテルの食事、旅行、エステの体験コース、習い事など。
弊社は、健康、疾病などのサイトを多く保有し、家族など自分以外の人のために検索しているケースが少なくないからとのこと。
年間1万社が起業し、1年後には9割が倒産するのは、事業プランの脆弱さに尽きる。
この『コトギフト』プランが事業として成立するかを考えてみた。
事業の可能性を見極めるうえで最も簡単な判断だが、まず自分が今年の両親の誕生日に、実際に当該商材を買うか、あなたの家族は、友人は、会社の同僚は、『買いたい』ではなく『買う』かが重要な指標である。
贈りたいか→YES
贈るか→NO
これはよくある話で、自分が『あったらいいな』と思うから他人に確認するのだが、『あったらいいと思わない?』と聞けば反対して空気壊すより『あったらいいね』と社交辞令、これで舞い上がるのだ。
先駆者が仕入れに苦戦しているようだが、小資本につき営業出来ていないか、卸側が商品をギフト化することに懸念を示しているかであろう。
これはライフサイクルでいう黎明期で時期尚早なため、潤沢な資本が必要となる。
次に季節需要を考えてみると、誕生日、父母の日、中元歳暮と自分向けでないため、限定消費ということになり、弊社サイトを徘徊するユーザーが、美肌やサプコミで衝動的に『コトギフトかぁ~』買おうと目論見通りに行くか。
【まとめ】
・利幅が少ない商材
・季節需要商材
・黎明期
・直接検索需要が乏しい
・衝動購入は起こるのか
意地悪にダメだししたが、あとはP/L(損益計算)でのお金の出入りを計算していくと、如何に儲からないモデルか、意外にイケるモデルかがわかる。
何れにせよ、この末っ子女子社員がヒットスキームを出すのは時間の問題だろう。
※1分毎に美女が時刻を知らせてくれる『美人時計』がブーム、1日1440人の美女が出てくるのだから、気の遠くなる撮影労力だ。
月間350円でダウンロード可、『1分間の恋をしてみませんか』というキャッチも、草男の心を掴みそうだ。

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