『どうすれば売れるんですかねぇ』
それって、あなたの会社の社員、その家族、友達が買いたいと感じた商品なのだろうか・・・。
これは、イソップ童話の北風さんが旅人に拒まれるのと同じで、垂直思考すればするほど迷宮入りするため、別の思考の入口から入り直せばよい。
別の入口を思考できる方程式を知っている人は、無意識に新しい切り口を模索できるからだ。
方程式の例としてマズローの欲求ピラミッドを紹介しておこう。

図の5段階を国別に見ると後進国は2~5、戦時中国なら1~3、先進国は3~5となる。
十年前位に女子高生の間で流行ったプリクラなどを見ると、ほとんどが4~5人で撮ってシステム手帳に並べて貼っていた。
これは誰かに愛されたい、誰かと仲間でいたいという、3の『社会的所属の欲求』であり、所属している自分を確認しているのである。
ルーズソックスなども同じで、所属欲求を満たすのも販売戦略なのである。
それだけでは満足できない女子高生はヴィトンのバッグが欲しくなる。これが『自尊欲求』で、仲間の中で認められたいという欲求で、大人がロレックスやベンツを欲するのも同じだ。
仲間の中で承認され頭角を現すことができた者は、女優になりたい、弁護士になりたい、社長になりたいと『自己実現の欲求』へ向かうのである。
ステータスシンボルとは『高価』『希少性』『誰もが知っている』いちいち説明が不必要なベンツやロレックスであり、置時計や家はそうならない。
車、腕時計、服、バッグなど『移動』できない、つまり自慢しにくいから家や置時計はダメ。
このようにどうすれば売れるのかから、『人はなぜモノを買うのか』という視点で思考すれば、新たな戦略が見えてはこないだろうか。
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