2008年05月27日
■プレミアムマーケティング【林順之亮日記】
富裕層は「品質」を求める代償として「価格」を受け入れるのに対し、一般消費者は、「価格」と「品質」という対極にあるものを二頭得たいと、企業に矛盾を求める。
「二極化」「格差社会」が叫ばれる中、先の見えない国内の消費動向に振り回されない、富裕層だけを相手に商売が出来たらと考えるのは私だけではないだろう。
ポルシェやエルメスなど、世界のプレミアムビジネスと比較すると、日本はこの分野に大きく遅れをとっている。
日本からプレミアムが生まれない最大の要因は、「作り手の『欲望の質』が低い」という供給サイドにこそある。
「自分の作りたいものを作る」という作り手の強烈な「欲望の質」を取り戻すことが、「日本発のプレミアム」には不可欠と、プレミアムビジネスを仕掛ける船津社長が言っていた。
偽装問題が多い中、マスマーケティングで必要なコストの大多数を品質に注入できれば、モノやサービスづくりに情熱を注げ、企業、消費者共に幸せなことだ。
さて、『良いものを高く』『高利益率』なプレミアムマーケティング、今後の課題にしてみては如何だろうか。
追伸
ちなみに私が最も好きなファッションブランドは『ロロピアーナ』である。

投稿者 Kenkou : 2008年05月27日 16:55
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