先日ビューティークリエイターTAKAKOさんのオフィスにお邪魔した。
デスクの小脇には、化粧品新ブランド発表会の案内状が山積みで、改めて化粧品戦国時代を認識させられた。
新ブランドのデビューを記事として取り上げてもらうため、人気美容雑誌編集者の心を捉えるのは簡単ではない。
ある発表会は、熱海の高級ホテルへ一泊ご招待、また、あるブランドはグランドハイアットスウィートルームに一流シェフを呼び、ゲストにはパリコレメイクアップアーティスト、案内状は金キラでお土産の用意にも余念がない。
接待慣れしている美容雑誌編集者に、どう取り上げてもらうかに、そのブランドの成否がかかっているかのようだ。
それらの案内状が、月に10通以上も届くというのだから、来場者確保だけでも必死の形相が伝わってくる。
勝ち組ブランドと負け組ブランドには、PRに投資する予算感覚にあるのではないだろうか。
負け組のPRを見ていると、見せる側の観点から予算組みし、勝ち組は『見る側』の観点で戦略を立てている。
つまり、『話題喚起』に重点を起き、『良いかも』『良さそう』『良いだろう』という興味のトリガーを引かせてから、雑誌やネットなどに広告を出稿している。
負け組はどうだろう。
トリガーを引かせないままに、低コンバージョンに頭をもたげている。
結局は後手に回って、トリガーアクションコストの何倍ものコストを投じ、担当者は髪の毛が抜ける羽目になり、経営者は在庫処分ならまだよいが、会社を処分することになる。
適正投資する感性、見直す必要があるのではないだろうか。

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