
写真は、Natural Standardという米国の機能性因子を検討するシステムが発表した基準の翻訳本である。
書籍タイトルのハーブ&サプリメントについて、流通規模に対し「ヒトによる効能や副作用などが適格に評価されてきていない」と、出版された。
興味深いのは、症例毎のエビデンスが、等級評価されている。
A (強力な科学的根拠がある)
B (十分な科学的根拠がある)
C (不確かなあるいは相反する科学的根拠がある)
D (否定的な科学的根拠がある)
F (強力な否定的な科学的根拠がある)
客観的立場から、ポジティブ、ネガティブ両方の視点から、エビデンス評価している。
つまり、臨床試験の本来の在り方は、有効性確認をするためだけでなく、マイナス要因に対するリスクマネージメントの側面も必要なのだ。
残念なのは、同書籍は日本で流通している成分のエビデンスが少ない。
これは、エビデンスがないのではなく、日本にはエビデンスを吸い上げ、検討評価する組織がない。
問題が起きてから、企業だけを責める傾向があるが、行政に予算をつけて欲しいと思うのは私だけだろうか。
経済効果の高いトクホだけでなく、国がリスクマネージメント体制を整えて欲しいものだ。
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コメント
仰る通り、日本においても
成分に関するエビデンスを評価する姿勢が必要です.
現在のところ、国としてはhttp://www.nih.go.jp/eiken/programs/program_shokuhin.html
独立行政法人 国立健康・栄養研究所がプロジェクトをころがしています.
もっと多方面から、多施設で、病気ではなく、より健康になるための研究がなされるようになる時代を創っていきたいと思います.
投稿者 杉原 桂@多摩ガーデンクリニック : 2008年04月09日 16:41
先生、小泉の件でいろいろありがとうございました。
また今度、食事にでも行きましょう。
投稿者 林 : 2008年04月15日 12:00


