2007年05月08日
■民間医局【林順之亮日記】
研修医制度の改定により、医局神話が崩壊しつつある。
市民病院での研修後、医局に戻らずに開業を選択する傾向が高まっているらしい。
医局の低賃金が、理由の大半を占めているという。
これらの傾向は、高景気によって公務員が不人気になるそれと似ている。
怖いのは、情報飢餓による医療技術の低下、ネットワーク不足による患者紹介など、機能低下が懸念事項である。
本来、科目毎の医学会が、これらの充足の場である筈なのだが、実態は年に数回のお祭りと会報程度 で、医局機能をカバーしきれていない。
そこで、現役教授クラス、引退直後の有能な講師陣と、開業医の「情報共有」「技術指導」「教育提供」の場をネット、リアルで提供する。
具体的には、科目毎の講師とデータ管理者が、救急救命隊の如く電話に張り付いて、あらゆる要望に敏速に対処してゆくのだ。
開業医という、小売市場が形勢されることにより、メディカルユース商材の流通も活発化し、ビジネスモデルとしても悪くはない。
白い巨塔という縦社会から、横社会を切望しているのは私だけだろうか。

投稿者 Kenkou : 2007年05月08日 10:30
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