2007年01月18日
■賞味期限問題【林順之亮日記】
不二家事件で話題の賞味期限問題、健康食品に置き換えて考えてみた。

まず、健康食品の賞味期限とは、どうやって決定されているのかが気になるところではないだろうか。
驚くべきは、健康食品の賞味期限に、国の明確な基準はなく、都、保健所に尋ねると「化学的根拠を基に品質確保を保証出来る期間を設定している」との話。
この化学的根拠とは、加速試験(保存中に起こりうる温度「40度」で、2ヵ月位の期間で成分の劣化状態を見て、保証出来る賞味期限を測定)を行うのだ。
なるほど、と納得出来る話だが、この加速試験は義務づけられているものではないのだ。つまり、やっていない会社も多々あるというから驚きだ。
これをやらずとも、保存製品を一年毎に「一般細菌、大腸菌、カビ試験」などのフィルターをかけ、安全性を確保している会社もある。
厚労省の見解は、食品だから劣化は仕方がないという話だが、だからこそ基準が必要なのでは。
拡大解釈すると、健康食品の賞味期限は、会社都合で何年にでも設定することが出来、期間内に成分が劣化しようと、お構いなしということになる。
それを取り締まる法律がないのである。
中小企業の多くは、法律の範囲内で、ぎりぎりのコストで運営するのは当然であり、明らかに食品と違い、健康被害の起こりにくい劣化の問題は、国の指導がない限り、足並みは揃わないだろう。
健康食品の開発担当者の皆さん、加速試験か、年毎の安全性試験、ルーチンに加えてみて下さい。
必ず、そのコスト分以上のメリットがありますから。
投稿者 Kenkou : 2007年01月18日 10:55
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